【国際女性デー】ロンドンの青信号が女性の姿に変身、デザインも多様に
国際女性デーに合わせ、3月8日にはイギリス・ロンドンにある歩行者用の信号機の一部が、女性のデザインに置き換わった。
服装や体型、サイズもさまざまな女性の姿
ロンドン交通局(TfL)は3月8日、市内にある複数の歩行者用の青信号のマークを女性に変えたと発表した。
これは女性の社会におけるあらゆる面での貢献を認めるもので、市内の20箇所の信号機が置き替えられたという。
通常、青信号のマークは男性風に描かれていたが、この日は伝統的なドレス姿の女性でもなく、様々な服装をし、体型や体のサイズもそれぞれ異なった女性のマークが点灯されたそうだ。
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This International Women’s Day, we’ve installed new green women traffic light signals in more than 20 locations, to recognise the achievements and significant contribution women make to society 🚦 #IWD2021
Let us know if you’ve spotted any while walking! 🚶 pic.twitter.com/nU7Bs0UphP
— TfL 🏡 national lockdown: stay at home (@TfL) March 8, 2021
Hi, the project doesn’t use our funds. The signals were produced for free by Siemens Mobility, who installed them alongside our partners, Telent and Cubic. pic.twitter.com/KDrtVkEKHU
— TfL 🏡 national lockdown: stay at home (@TfL) March 8, 2021
従来と同様の安全性能に準拠
ロンドン交通局のアセット・オペレーション・パフォーマンス・マネージャーであるFelicity Luckett氏は、次のように語っている。
「私たちは、国際女性デーを記念して、新しい多様な女性の横断歩道の信号機を作ることができて、とてもワクワクしています。ロンドン中の女性たちの懸命な働きぶりや貢献、成功を毎日、そして国際女性デーに記念することが重要です」
「公共および共有スペースでこれらの信号を使用して女性の視認性を高めることにより、ロンドン市民に女性の多大な貢献を思い出させることを願っています」
この信号機はドイツの「Siemens Mobility」によって無料で製作され、従来の信号機と同様の安全性能に準拠しているという。
また2016年には、ロンドンでプライド・フェスティバルの一環として、数多くの信号機がLGBTQ+のシンボルに置き換わり、その一部は今も残っているそうだ。(了)
出典元:METRO:Green man replaced by woman on London traffic lights(3/8)