失われたイタリアの村、70年ぶりに湖の底から姿を現す
イタリアで、湖の底に沈んでいた村が、長い年月を経て、今回姿を現した。
水力発電の建設で湖の底に沈む
今回、姿を現したのは、南ティロルと呼ばれるボルツァーノ自治県にあるCuron村。
この村は1950年に、水力発電のプラントを建設する際、「Resia湖」の下に沈められたという。
しかし今年の5月16日、メンテナンスのため、一時的に水が排水され、約70年ぶりに村が姿を現した。
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教会の塔が残っていた
湖の底に沈む前、村には160軒以上の家があったが、当時の面影を残すものは、教会の塔しか残っていなかったそうだ。
この動画を撮影したのは、地元住民の女性であるLuisa Azzoliniさん。彼女はその後、複数の動画をインスタグラムに投稿した。
そこには、形のある家はほとんど残っておらず、基礎部分や壁の一部、アーチ状の門のような形跡しか残っていなかった。
しかし地元の人々は興味深げに、周囲を探索していたという。Azzoliniさんが投稿した複数の動画は、「Storyful」にまとめられている。(了)
出典元:Yahoo News:Lost Italian Village Emerges From Lake After More Than 70 Years Underwater(5/20)