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プレス機でさまざまな製品を押しつぶす「iPad」の新CMに、批判が殺到

プレス機でさまざまな製品を押しつぶす「iPad」の新CMに、批判が殺到
X_Tim Cook

アップル社が新たに発売した「iPad」の広告に、多くの批判が寄せられているという。

 

薄型「iPad」の新しい広告

 

アップル社のCEOであるティム・クック氏は5月7日、新しい「iPad」の広告を発表した。

 

その広告では、ピアノやメトロノーム、本や絵の具の缶、彫刻、ギター、アーケードゲームなど、人々が作り上げたさまざまな製品が、油圧式プレス機で押しつぶされる様子が映っていた。

 

やがてプレス機が持ち上げられると、さまざまな製品をまとめたような存在として、新しい「iPad Pro」が姿を現した。そのCMがこちら。

 

芸能人からも批判の声

 

人間が作ってきた数々の製品を、厚さ5mmの「iPad Pro」に押し込めるといった発想について、SNSではさまざまな意見が寄せられたという。

 

俳優のヒュー・グラントさんはSNSの「X」において「この広告は、シリコンバレーのご厚意により、人間の経験の破壊を表している」と皮肉交じりに投稿。

 

またAIの影響を批判してきたアメリカの映画製作者・ジャスティン・ベイトマン氏も「なぜアップルは芸術を潰すような広告を出したのか?テクノロジーとAIは、芸術と社会全般を破壊することを意味する」と投稿した。

 

「スティーブ・ジョブズなら…」

 

イギリスのマーケティング代理店「インクリング・カルチャー」のクリストファー・スレビン氏も、LinkedInに次のように投稿している。

 

「新しいiPad Proの広告は、驚くべきものですが、私たちの創造性がデジタルのスクリーンに限定され、テクノロジーの容赦ない進歩の下で、すべての物理性が押しつぶされる未来を暗示しています」

 

またシリコンバレーの投資家であるポール・グラハム氏も「X」において「アップルの共同創設者、スティーブ・ジョブズなら、あの広告は配信しなかっただろう。彼は見ているのも辛かっただろう」と投稿した。

 

その後、アップル社は、広告の判断が誤っていたとして謝罪。現在、動画はクックCEOのSNSアカウントで公開されているが、アップル社はテレビでCMを放送する計画をキャンセルしたという。(了)

 

出典元:The Guardian:Apple apologises for iPad ad criticised as ‘destruction of the human experience’(5/9)

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