米軍がホルムズ海峡付近で石油タンカーを攻撃、インド人の船員3人が死亡

アメリカ軍の攻撃により、インド人の船員が死亡したことを受け、インド政府は強く抗議した。
タンカーに2発のミサイルを発射
アメリカ中央軍は6月10日、オマーン湾を航行中のパラオ船籍のタンカー「MT Settebello」号の機関室に、「ヘルファイアミサイル」を2発発射した。
アメリカ中央軍は現在、イランに対して海上封鎖をしており、今回の攻撃について、同船の乗組員が指示に従わなかったため、と説明した。
この攻撃の直後、乗船していたインド人乗組員21人は救助されたが、3人が行方不明と報じられたという。
そして11日、インド政府は船内で3人の遺体が発見されたことを確認。アメリカ軍が海上封鎖を行ってから、初めての死者となった。
死亡したのは、機関長のPatnala Suresh氏、甲板見習いのAditya Sharma氏、そして整備士のShivanand Chaurashiya氏と特定された。
A US strike on an oil tanker accused of transporting Iranian oil has killed three Indian sailors. It was the second attack in three days on a ship carrying crew members from India. pic.twitter.com/TLWDdeunR0
— Al Jazeera English (@AJEnglish) June 11, 2026
インド外務省は攻撃の停止を訴える
インド政府はこの攻撃を非難し、現地にいる、アメリカ政府の高官を召喚。またインド外務省の報道官も、記者会見で、「こうした攻撃は直ちに停止されなければならない。また、地域に早期の平和と安定を取り戻すため、対話と外交を求める」と訴えた。
インドは世界有数の商船労働者供給国であり、インド人船員は世界の海事労働者の約15%を占めているという。
また湾岸諸国やタンカーの乗組員として働くインド人船員は、多数に上るそうだ。
アメリカ軍は6月8日にも、石油タンカー「Marivex」号を攻撃し、火災を発生させ、インド人乗組員の避難を余儀なくさせたという。
また6月11日にも、インド人の乗組員が操業する別のタンカーに対して、攻撃を実施した。
アメリカ政府は、この船がオマーン湾経由で、イランから石油を輸送しようとし、指示に従わなかったと主張。「Marivex」号についても、制裁対象となっている石油を積載しており、イランの港に戻ろうとしていたと説明している。(了)
出典元:The Guardian:Delhi issues ‘strong protest’ after US strikes kill three Indian seafarers in Gulf(6/11)

























