イラン戦争での米軍の負傷者が624人、140人以上を追加

アメリカの国防総省は先週末、公式の戦死傷者データベースを更新し、負傷した軍人を140人以上追加した。
死者を18人から14人に減らす
国防総省は先週、イラン戦争での「エピック・フューリー作戦」で死亡したアメリカ兵の数を18人から14人に減らし、負傷者を400人以上とした。
しかし国防総省は以前、死者18人、負傷者482人と発表していたため、実際の犠牲者を少なく見せようとしているのではないか、と議論の的になったという。
そこで国防総省は先週末、秘かに情報を更新し、2月にイランと戦争を開始して以来の死者を18人(4人は7月以降)、負傷者を140人以上追加し、少なくとも624人とした。
イラン戦争を2つに分ける
国防総省は、今年の2月から始まった「エピック・フューリー作戦」と、7月7日以降に行われたイランへの攻撃を、別個のものとして分けて集計していたとされている。
そして今回は、「エピック・フューリー作戦」と7月7以降の作戦を一緒にし、「海外作戦」として死傷者を集計し直したようだ。
ただ、そのように戦争の個々の段階を、広範な作戦から切り離して分析することは前例がなく、アメリカ軍の死傷者数を正確に把握することを困難にさせる可能性がある。
なぜ2つに分ける必要があったかと言えば、戦争権限法があるからだ。これは議会が延長を承認しない限り、大統領は軍事作戦を60日以内に終了しなければならないとしている。
つまりトランプ政権は、戦争を2つに分けることで、戦争権限法に違反していないと主張しようとしているという。
ケンタッキー州選出の共和党、トーマス・マッシー下院議員は、「X」に次のように投稿した。
「国防総省は、停戦の覚書によって、隔てられた2度のイラン戦争があったかのように装っている。現実には、ピート・ヘグセス国防長官は議会の承認なしに90日以上も行動を起こしており、法律違反を犯している。責任を問われなければならない」
またアメリカ軍は2夜連続で、イランへの攻撃を停止しているが、トランプ大統領には、弾薬備蓄の減少が軍事作戦を阻害する可能性があると伝えられたという。(了)
出典元:The Guardian:Pentagon reports more than 600 Iran war casualties in quiet database update(7/26)

























