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鉛筆の芯から、繋がった212個の鎖を削り出してギネス世界記録

鉛筆の芯から、繋がった212個の鎖を削り出してギネス世界記録
Guinness World Records

5年ほど前に始めたミニチュア彫刻の趣味が高じて、世界一に認定されてしまった男性がいる。彼は鉛筆の芯から、長さ45cmの、繋がった鎖を削り出した。

 

形だけでなく、動く鎖

 

インド・ケーララ州ティルヴァナンタプラム市に住むM.Manojさんが作ったその鎖は、全部で212個の輪が繋がったもの。鎖の形をした彫刻ではなく、1つ1つの輪が自由に動く本物の鎖だとのこと。

 

使われた鉛筆のブランドは「Artline Black Beauty」。直径2mmほどの芯が、手術用のメスを使って削り出されている。

 

M.Manojさんは、ケーララ獣医畜産大学の大学院生だ。5年ほど前から鉛筆の芯を素材にしたミニチュア彫刻(日本でいう「鉛筆彫刻」)を始め、これまでに500点以上の作品を完成させたそう。「最近の(新型コロナウイルスによる)ロックダウンの間に、ギネス記録の『鉛筆の芯を彫刻して作った鎖の最大個数』という部門に挑戦した」と話す。

 

そして今月17日、彼のもとにギネス世界記録から認定の知らせが届いた。これまでの世界タイトル保持者は台湾・台北市のLee Chien Chuさんという人で、鎖の個数は168個だった。

 

2本の芯を繋げる

 

鎖の個数を多くするには長い芯が必要だが、鉛筆の長さは限られている。そこでManojさんは、ちょっとしたトリックを使った。

 

「最大の問題は、1本の鉛筆で作れる鎖の数に限りがあるということでした。そこで、2本を使って212個の繋がりを作ることにしたんです。2本(の鎖)をどうやって繋げるかも問題でしたが、最後の輪に切れ目を入れることで解決しました」現地メディアの取材を受けた彼はこう話している。「輪を繋げるのに接着剤を使っていない」ので、ギネス記録の規定を完全に満たしているそうだ。

 

この鎖を作るのに、Manojさんは1日4時間ずつ作業し、約1ヵ月かかったとのこと。世界一となった作品は、完成するまで励まし続けてくれた両親に贈りたいと言っている。(了)

 

出典元:UPI:Indian artist carves 212-link chain from pencil graphite(5/19)

出典元:The Hindu:Just a 45-cm path to Guinness records(5/19)

出典元:Guinness World Records:Most chain links carved from pencil lead (graphite)

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