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【サッカー】ドイツが負けて涙した少女に支援の輪、ネットでのいじめに対抗

【サッカー】ドイツが負けて涙した少女に支援の輪、ネットでのいじめに対抗
JustGiving

現在、ヨーロッパではサッカー選手権「EURO2020」が行われているが、応援していたドイツチームが負けて涙を浮かべた少女に、多くの支援が寄せられている。

 

少女を嘲笑するコメント

 

イギリスのWembley.では6月29日に、イングランドとドイツの試合が行われ、イングランドが2:0でドイツに勝利した。

 

その時、テレビのカメラは、負けて涙を浮かべるドイツ人とみられる女の子を映したのだが、その後ネットでは少女を嘲笑するようなコメントが寄せられたという。

 

 

この事態を見かねたイギリス人のJoel Hughesさん(51)は、少女に「イギリスの人はみんなひどい人ではない」と伝えたいと思い、彼女を支援するキャンペーンのページを立ち上げ、人々に寄付を募った。

 

そして支援の輪は広がり、当初の目標額は500ポンド(約7万7000円)だったが、現在(7月4日時点)までに2万9000ポンド(約440万円)の寄付が集まっているそうだ。

 

自身も過去にネット上でいじめを受けていた

 

少女の写真がネット上で広まると、SNS上には嘲笑や罵倒する言葉、外国人を排斥するようなコメントが多く寄せられたという。

 

実際に「ドイツの尻軽女」や「泣けよ、ナチスのガキ!」「申し訳ないが、ドイツ人の女の子が泣いているのを笑ってしまった」といったコメントまであったとか。

 

ウェールズのニューポートに住むHughesさんは、自身も過去にネット上でいじめに遭っており、少女を支援するページを立ち上げた理由について、次のように語っている。

 

「このキャンペーンは、サッカーの試合に負けて泣いている少女のためだけのものではありません。ネット上のソーシャルメディアでの悪質な行為を訴えること、ますます不寛容になっていくこの時代にポジティブな声を加えようとすることなのです。また不寛容で分裂的な時代を、私たちの恥ずかしい政府が積極的に後押ししていること、英国内で非常に目立ち、声高に主張する否定的(自国中心主義的)な少数派が私たち全員を代表しているわけではないことを、そしてまだ善意は残っているということを、世界やヨーロッパの友人や隣人に示すことなのです」

 

しかしそんなHughesさんにも「このクソ変人、お前の家族全員がCovid19になって、最も苦しい死を迎えることを願うよ」といったメッセージが寄せられたそうだ。

 

Hughesさんは現在、多くのドイツ人のジャーナリストと連絡を取って探しているが、まだ少女の身元は明らかになっていない。

 

もし今後も、身元が判明しなければ、または少女の家族が関わりたくないと思っている場合は、集まったお金を「キャンペーンの精神に沿った活動」に寄付する予定だという。(了)

 

 

出典元:METRO:Fundraiser for crying German girl hits £27,000, but she still hasn’t been found(7/3)

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