以前見つかっていた9点のアート、バンクシーが自分の作品だと認める
先日、イギリスの東海岸沿いの街で多くのアートが見つかったが、ついにバンクシーが自分の作品だと認めた。
9作品が自分のものだと認める
以前、当サイトでも紹介したが、イングランドの東海岸沿いにある街、サフォークのLowestoftやOulton Broadでもいくつかのアートが壁などに描かれているのが見つかった。
またノーフォークの町、Great YarmouthやGorleston、Cromerなどでも別の作品が発見されており、現在は多くの人が集まっているという。
これらの作品は合わせて9点にも及び、1週間ほど前に見つかってから、多くの人がバンクシーの作品だと考えていたが、彼自身は今まで沈黙を保っていた。
しかし8月13日、バンクシーはそれらの作品が自分のものであると、自らのインスタグラムの中で明らかにした。
ネズミがカクテルを飲む絵も
見つかった絵には、当サイトでも紹介した「ボートに乗っている3人の少年の絵」をはじめ、「バスシェルターの上でダンスをするカップルとアコーディオンを演奏する男性」や「ゴミ箱からチップを漁る巨大なカモメ」「デッキチェアに座ってカクテルを飲むネズミ」「ヤドカリの集団」などもあったという。
バンクシーは今回、自らのインスタグラムに、キャンピングカーで各現場へ移動している姿を公開しており、動画にはスプレー塗料の入ったボックスを持ってビーチを歩き、カクテルを飲むネズミの壁画を完成させた後、他の場所へ移動する様子が映っていた。(もちろん顔は明らかにしていない)
ただ、ある女性は、壊れた石畳の横で少年(あるいは少女)がバールを使って砂の城を作っている壁画を、「心ない破壊行為」と表現しているという。
一方、別のインスタグラム・ユーザーは「私の故郷(Lowestoft)にアートをありがとう!昨日行って全部楽しんできたよ」とコメントし、作品を歓迎しているという。
動画には、記事では紹介しきれていない作品もあるので、是非ご覧いただきたい。(了)
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出典元:BBC:Banksy confirms East Anglian seaside artwork is genuine(8/13)