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【アフガン】反タリバンの抵抗勢力が、3つのエリアを奪還か

【アフガン】反タリバンの抵抗勢力が、3つのエリアを奪還か
Twitter/Tajuden Soroush

アフガニスタンで、抵抗勢力がタリバンから3つのエリアを奪い返したと、複数のメディアが報じている。

 

アフガンの国防相も認める

 

その報道によれば8月20日、カブールの北にあるバグラーン州の3つのエリア、Pul-e-HesarとDeh-e-Salah、Banu地区が、地元の反タリバン勢力によって奪い返されたという。

 

このことはアフガニスタンの国防大臣・Bismillah Mohammadi将軍も認めており、「抵抗勢力はまだ生きている」とコメントしたそうだ。

 

またイランのメディア「Iran International」の上級特派員であるTajuden Soroush氏も、元アフガン政府高官の話として、Banu地区とPul-e-Hesar地区がタリバンから取り返され、Deh-e-Salah地区も反タリバン勢力の手に落ちたと述べている。

 

記者がツイッターに連投

 

Soroush記者は8月20日から、ツイッターに連続で次のように投稿している。

 

「Pul-e-Hesar地区はタリバンから奪還され。Deh-e-Salah地区とBanu地区では戦闘が激化している」

 

「元アフガン政府の高官によれば、バグラーン州の地元のレジスタンスが、タリバンからBanu地区やPul-e-Hesar地区を奪い返したという」

 

「レジスタンスはDeh Salah地区に向かっている。約60人のタリバンの戦闘員が、死亡またはケガを負った」

 

その10分後には、「Deh Salah地区も地元のレジスタンスによって奪還された」とツイートした。

 

 

地元の情報筋も、タリバンは複数の地域から攻撃を受け、大きな犠牲者を出していると伝えている。

 

揺り戻しの結果か

 

ただ、まだ状況が変化しているようで、Deh Salah地区はタリバンから奪い返せていない、といった異なる報道もあるという。

 

これらの情報は中東のメディアである「アルジャジーラ」も伝えているが、その記者によれば、そもそもタリバンがある地域を占領すると、周りのエリアがドミノ倒しのようになって、支配下に置かれてきたという。

 

そして今回の3つの地区のケースは、このドミノ倒しが揺り戻された結果だとの見方を示している。(了)

 

 

出典元:MailOnline:‘The resistance is still alive’: Afghan resistance claims to have captured three towns north of Kabul in fighting that ‘killed or injured 60 Taliban fighters’(8/20)

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