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【ロマノフ王朝】ロシア皇帝の子孫が国内で結婚式を挙げる

【ロマノフ王朝】ロシア皇帝の子孫が国内で結婚式を挙げる
Twitter/João Pombo

ロマノフ王朝の皇帝の末裔が先日、ロシア国内で結婚式を挙げ、注目を集めた。

 

海外の皇族なども出席

 

1917年に起きたロシア革命により、崩壊したロマノフ王朝。その皇帝(ツァーリ)の子孫が先日、ロシアのサンクトペテルブルクで結婚式を挙げた。

 

式を挙げたのは、新郎のゲオルギー・ミハイロヴィチ・ロマノフさん(40)と新婦のレベッカ・ヴァージニア・ベッタリーニさんだ。

 

この結婚式には、リヒテンシュタインのRudolph王子やTilsim王女、またブルガリアの元王族、そしてゲオルギーさんの曽祖父にあたるKirill Vladimirovich氏も出席した。

 

曽祖父は皇帝の従兄弟

 

ロマノフ家は1917年の革命まで、3世紀以上に渡りロシアを統治していたが、最後の皇帝となったニコライ2世は革命後に捕らえられ、1918年には妻と5人の子供とともに銃殺された。

 

今回、結婚式に出席した曽祖父のVladimirovich氏は、ニコライ2世の従兄弟とされ、ロシア革命後には国外へ逃げ延びたと言われている。

 

その後、ロシアはソビエト連邦を構成し、70年近く共産主義体制が続くことになる。

 

英大学で学び、フランスで暮らす

 

新郎のゲオルギーさんは、イギリスのオックスフォード大学で学んだが、人生の大半をフランスで過ごしてきたという。

 

またゲオルギーさんは以前、ヨーロッパ議会でも働き、同時にロシアの大手鉱山会社「Norilsk Nickel.」でも働いた経験を持つそうだ。

 

そして彼は新婦のレベッカさんとともに、3年前にロシアへ引っ越してきたと言われている。(了)

 

出典元:BBC:Lavish Russian wedding for Tsar’s descendant(10/1)

出典元:Reuters:Descendant of tsars becomes first royal to marry in Russia since revolution(10/1)

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