ハイキング中の男性、アルコール度数1.2%の小川を発見【ハワイ】
確かな原因は分かっていないが、どこかから大量の酒が流れ込んだようだ。ハワイ・オアフ島の小川から、低アルコールビールの度数にも匹敵する、濃度1.2%のアルコールが検出された。
変な臭いがする小川
海外メディアによれば、酒入りの小川を見つけたのはハイキングをしていた男性。先月、オアフ島のWaipioという町の近くで景色を楽しんでいた彼は、変な臭いを嗅いだという。臭いの元を辿っていくと、その小川があった。
その後彼は、臭いことを地元の環境活動家に話し、何らかの汚染を疑った活動家が保健局に通報。保健局の調査で、小川からさらに120フィート(約37メートル)登ったところにある高速道路の雨水排水管から、何かが小川に漏れ出ていると分かった。
小川の臭いについて、現場に訪れた環境活動家のCarroll Coxさんは、「扉を2、3日閉め切ったビアパブ(ビールを出す飲み屋)」のような、異様な臭いだったとメディアに話している。
メディアが採取した小川の水を、第3者機関が調べたところ、1.2%のアルコールと、0.4%の糖が検出された。
付近のアルコール飲料会社からか
現場付近には、「Paradise Beverages」というハワイで最大のアルコール飲料販売会社の倉庫がある。保健局は、そこから飲料が流出したのではないかと考えているようだ。
だが、倉庫から流れ出たものが、どうして高速道路の雨水排水管に入り込んだのか。また、それほど大量の飲料が流れ出ていることに、会社は気づかないものなのか。こういった点については、まだ何も分かっていない。
「Paradise Beverages」社の運営部長は、メディアにこう話す。
「現在のところ、(排水管を管轄する)運輸当局と共に調査を進めています。また、保健局とも連絡を取り合っています。それ(アルコール)の出どころはうちの会社かもしれませんので、然るべき関係当局に協力しています」(了)
出典元:New York Post:Hiker discovers Hawaiian stream with 1.2 percent alcohol content(11/19)
出典元:Hawaii News Now:A stream in Waipio smelled like beer. An investigation into a strange spill ensued.(11/12)