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「有害な情報を氾濫させている」ノーベル平和賞のMaria Ressa氏がSNSを猛烈批判

「有害な情報を氾濫させている」ノーベル平和賞のMaria Ressa氏がSNSを猛烈批判
Twitter/The Nobel Prize

12月10日、ノーベル平和賞が発表されたが、受賞者の1人、Maria Ressa氏はスピーチでSNS企業を痛烈に批判した。

 

Facebookなどを痛烈に批判

 

今年のノーベル平和賞は、フィリピンの女性ジャーナリストであるMaria Ressa氏(58)と、ロシアの新聞「ノヴァヤ・ガゼータ」の編集者であるDmitry Muratov氏(60)、2人に贈られた。

 

2人は「表現の自由」を守るために戦ってきたことが評価され、今回ノルウェーの首都・オスロで行われた授賞式にも出席。それぞれ受賞スピーチを行ったという。

 

 

ニュースサイト「Rappler」の共同創設者であるRessa氏は、そのスピーチにおいて、FacebookなどのSNS企業を痛烈に批判した。

 

「神のような力」で分断を招いている

 

Ressa氏は、テクノロジー企業が「嘘のウイルスを私たち一人一人に感染させている」と主張。Facebookなどのサイトが憎しみを広めることで利益を得ていると非難した。

 

また巨大IT企業が、「事実やジャーナリストに対してバイアス(偏見)をかけている」ことや、「神のような力」を使って社会の分断を招いていることを批判。その上で次のように述べたという。

 

「今日、私たちが最も必要としているのは、憎しみと暴力、そして私たちの情報生態系に流れ込んでいる有害な汚物を、変えることです」

 

ジャーナリストの『暗黒の時代』

 

一方、Muratov氏は受賞スピーチで、「ロシアではジャーナリストという職業が『暗黒の時代』を迎えている」と述べた。

 

また100人以上のジャーナリスト、メディア、人権擁護団体、NGOが、ロシア司法省によって「人民の敵」である「外国人エージェント」の烙印を押されたとも述べたという。

 

さらに彼は、ロシアでは多くのジャーナリストが職を失い、国を追われ、「普通の生活をする機会を奪われている」と訴えた。(了)

 

出典元:BBC:Nobel Peace Prize: Maria Ressa attacks social media ‘toxic sludge’(12/10)

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