ロシア軍兵士が自らの司令官を戦車で轢き殺す?西側関係者が語る
ウクライナで戦闘中のロシア軍兵士が、上官に反抗し、司令官を戦車で轢き殺したのではないか、との情報が伝えられている。
反抗した兵士が上官を殺害か?
この出来事を最初に報じたのは、ウクライナのジャーナリストとされ、今週ロシアの第37独立自動車化狙撃旅団の大佐が、戦車に轢かれて負傷し、死亡したと伝えたという。
その後、西側諸国の関係者は、ウクライナでの戦闘中に上官に反抗したロシア軍兵士により司令官が轢き殺されたとし、ロシア軍が直面している「士気」に問題があることの徴候だと述べたそうだ。
ある関係者は、激しい戦闘において「自軍が被った損害の大きさの結果」として、ロシア軍兵士に旅団長が殺されたと考えている、と述べたという。
まだ事実を裏付ける証拠はない
実は、この情報は昨日から、いくつかのメディアで報じられてきたが、まだこの事実を裏付ける証拠はない。
また司令官が「轢かれた」という事実を裏付ける証拠がいくつかあるものの、西側関係者が主張するように、大佐が死亡したかどうかは、不明なままだという。
イギリスを初めとする西側諸国は、ロシア軍が戦闘において大きな損失を被っており、さらに「士気の低下」に苦しんでいるとみている。
またアメリカも、ロシア軍約15万人の侵攻部隊のうち、少なくとも7000人が死亡したと推定しているという。(了)
出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war: Moscow hints at scaling back aims to focus on Donbas ‘liberation’ – live(3/25)