スポーツカータイプの「空飛ぶ車」、米で試験飛行の認可が下りる
アメリカの企業によってスポーツカーのような「空飛ぶ車」の試作車が作られ、試験飛行の許可が下りた。
米企業が14年かけて開発
その「空飛ぶ車」とは、「Switchblade」だ。
これはアメリカのオレゴン州に本社を置く「Samson Sky」社が14年かけて開発してきた試作車で、3輪のスポーツカーのような姿をしているという。
また時速322kmで飛行することができ、DIYキットで組み立てられるように設計されているそうだ。
3分もかからずに翼を広げて飛行
車の全長は5.1mと長いが、幅は1.8mと車庫に収まるサイズになっているという。
地上では3つの車輪で走行し、空港に到着すると、3分もかからずに翼を広げ、尾翼を伸ばして空を飛ぶことができるそうだ。
先月、「Switchblade」は、アメリカの航空当局である連邦航空局(FAA)から許可をもらい、試験運用を開始した。
10回に及ぶ地上での走行テストでは、テストドライバーが「Switchblade」を時速98マイル(時速125km)で走らせることができ、予測される離陸速度の88マイル(時速109km)を上回った。(まだフライトテストは行っていないようだ)
スイッチブレード・キットの価格は約17万ドル(約2400万円)。「Samson Sky」社によれば、世界52カ国、そしてアメリカ50州から2100人が、最終的に販売が承認された時のために、すでに車両キットを予約しているという。(了)
出典元:MailOnline:World’s first three-wheel flying SPORTSCAR approved for take-off! £145,000 Samson Switchblade that comes in a DIY kit form and can reach speeds of 200 mph begins flight testing(8/30)