中国で渋滞緩和のために使用されているリバーシブルレーンがユニーク
中国では交通渋滞を緩和するためにリバーシブルレーンなるものが採用されており、その動画が公開されている。
交通量の多い道路のレーンが増えていく
その動画を公開したのは中国外務省の華春瑩報道官だ。
彼女は北京で、どのように交通渋滞が緩和されているのかについて、リバーシブルレーン(またはジッパーレーン)の様子を投稿した。
そこには可変式の中央分離柵が専用の作業車両によって移動させられ、交通量の多い道路のレーンが増えていく様子が映っていた。
#ChinaInfrastructure: How does Beijing relieve traffic jams? By changing the direction of traffic. Here’s how they do it. The traffic authority selects a lane to go one direction in the morning and the opposite direction in the evening to release peak pressure. pic.twitter.com/OaaxycwDJQ
— Hua Chunying 华春莹 (@SpokespersonCHN) August 31, 2022
中国では以前から可変式レーンを採用
このリバーシブルレーンは、交通量の多い道路に容量を追加し、反対方向から容量を借りることで渋滞を緩和するものだという。
この動画を見たユーザーからは、他の人口密集都市でも同様の仕組みを取り入れるよう、提案がなされたそうだ。
もっとも、これが中国初のリバーシブルレーンではない。中国では、さまざまな場所で専用車両の「ジッパートラック」を使って車線を交互に変更しているという。
中国は2016年10月、ハイテク産業の中心地である深圳で初めて「ジッパー式可変レーン」を導入したそうだ。(了)
出典元:INDEPENDENT:Viral video shows Chinese authorities flipping direction of lane on road to ease rush-hour traffic(9/2)