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ウクライナ軍がハルキウ州の新たな町を奪還、ロシア軍を駆逐

ウクライナ軍がハルキウ州の新たな町を奪還、ロシア軍を駆逐
Twitter/zaborona_media

ウクライナ軍が、北東部ハルキウ州の町を完全に掌握したと伝えられている。

 

川の東側に残っていたロシア軍も駆逐

 

その町とは、ハルキウ州東部にある鉄道の要衝で、最前線となっていたクピャンスクだ。

 

ウクライナ軍は9月初めにこの町の一部をロシア軍から奪還することに成功していたが、町を流れるオスキール川の東側には、依然ロシア軍が残っていたという。

 

しかし29日には、ウクライナ軍がクピアンスク全域を確保。川の東側に残っていたロシア軍を駆逐したそうだ。

 

ロシア軍がドネツク州の町でも敗北か?

 

一方、アメリカのシンクタンク「戦争研究所」によれば、ロシア軍は東部ドネツク州の要衝、リマンでも敗北する可能性が差し迫っているという。

 

リマンは、ハルキウの南東約160kmにある町で、ロシア軍は今年の5月にこの町を攻略していたそうだ。

 

 

しかし「戦争研究所」はウクライナ軍が、リマン周辺の村をさらに占領したとの見方を示しており、ウクライナ軍がこの町を完全に掌握すれば、ドネツク州北部とルハンスク州西部のロシア軍に大きな影響を与える可能性があるという。

 

特にルハンスク州西部国境沿いと、セベロドネツクからリシヤンスクにかけての地域にあるロシア軍陣地を脅かす可能性が高いとの見方を示している。

 

しかも「戦争研究所」によれば、ロシア軍は「著しく劣化した様々な部隊の残党」を強化するために、「訓練を受けていない新たに動員された」兵士を送り続けているという。

 

ノルドストリームで4箇所目の破損を発見

 

一方、バルト海に設置されたパイプライン「ノルドストリーム」の1つで、4つ目の漏えい箇所が見つかったと報告されている。

 

ガスの漏えい箇所の詳細は明らかにされていないが、これまで破損した箇所はノルドストリーム1と2、それぞれにあり、いずれも近い場所にあるという。

 

ヨーロッパの国々は、この破損は「破壊工作」の一部と見ているが、ノルドストリーム1のガス漏れは10月3日には止まる可能性があるそうだ。(了)

 

出典元:The Guardian:UN chief warns Putin that annexing Ukraine territory is a ‘dangerous escalation’ with ‘no legal value’ – as it happened(9/29)

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