イーロン・マスク氏が、iPhoneユーザーにツイッターの追加料金を検討中
ツイッターのCEOになったイーロン・マスク氏が、iPhoneユーザーにだけ特別な料金設定を考えているようだ。現在アップル社から受けている圧力に対抗するためらしい。海外メディアが伝えている。
有料版ツイッターの料金を高く
現在アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでは、従来のツイッターと並行して、プレミアム機能や認証バッジ付きの有料版ツイッター「Twitte Blue」が提供されている。
これはサブスクリプション制で、ツイッターのサイトによれば、現在の月額料金は基本的に4ドル99セント(約680円)。マスク氏は近くこれを8ドル(約1000円)程度に値上げする予定だが、iPhoneユーザーにはさらに高くしようと考えているらしい。
「iPhoneを使ってサブスクリプション料を払うユーザーは、誰でも月に11ドル(約1500円)払わなければならなくなるだろう」——マスク氏は、数名のツイッター社員にこう話したと報じられている。
Twitte Blueのサブスクリプションは、アップル社のApp Store経由でも、Web経由でも申し込める。マスク氏が11ドル請求しようとしているのはApp Store経由の申込者だけのようだ。
アップルと喧嘩中
マスク氏のツイッター社は、現在、アップル社と喧嘩中と言っていい。マスク氏によれば、アップルは特に理由を言わずに、ツイッターアプリをApp Storeから排除すると脅して来ているそう。
また、ツイッターの投稿検閲の基準について、アップル社からプレッシャーをかけられているとのこと。この2つは関係があると、マスク氏は見ているようだ。
マスク氏は以前に、アップル社と「戦争を始める」ことも辞さない、とほのめかしたことがある。(了)
出典元:New York Post:Elon Musk will charge iPhone users more money for Twitter Blue: report(12/8)
出典元:New York Post:Elon Musk prepared to ‘go to war’ with Apple over moderation demands(11/28)