ロシア軍がウクライナ東部で攻撃失敗、30台の戦闘車両を失う【動画】
先日、ロシア軍はウクライナ東部において攻撃に失敗し、多数の戦闘車両を失ったようだ。
ウクライナ国防省も動画を公開
イギリス国防省が発表した報告によれば、ロシア軍は先週の初め、ドネツク州のバフムトの南西に位置するヴフレダルの町に進軍していったという。
しかしその攻撃に失敗し、「少なくとも30台」の戦闘車両を失ったと見られている。
イギリスの国防省は、「ロシア軍は襲撃に失敗した後、少なくとも30台のほとんど無傷の装甲車を放棄し、逃走したようだ」と報告している。
実際、ウクライナ国防省も2月10日、その戦闘の動画を投稿。そこには戦車や装甲車などが次々と破壊され、ロシア兵らが逃げていく様子が映っていた。それがこちら。
russian defense minister Shoigu: “Currently, combat operations in the Vuhledar area are going successfully.”
So true. pic.twitter.com/oCxcRRwK2l
— Defense of Ukraine (@DefenceU) February 10, 2023
ロシアで怒りが爆発
ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は今まで、ドネツク州のバフムトとヴフレダルで作戦が「成功裏に」進行していると述べていたという。
このためロシア人のテレグラム・チャンネルの間では、今回の作戦の失敗に対して、怒りが巻き起こっているそうだ。
100万人以上のフォロワーを持つロシア人の戦争推進ブロガー、Rybar氏も「このエピソードには、明らかに命令への疑問がある。多くの装備品が失われた。戦車部門は戦闘能力を失った」と嘆いていた。
また別のロシア人兵士も、この攻撃の失敗の責任として、司令官らの処刑を要求。「ただ言葉もない。数十人の将軍と大佐を撃つ(射殺する)必要がある。その後、残った人々が、考え始めるだろう」と述べたという。(了)
出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war: ‘no indication’ of direct military threat to Moldova or Romania, says US – as it happened(2/10)