Twitter/Euan MacDonald

先日、ロシアのプーチン大統領は、ウクライナのマリウポリを訪れて市民と対話したが、その際、ある出来事が起きていた。

市民と対話している最中に…

プーチン大統領は3月19日、ウクライナ東部の都市、マリウポリを訪問。自ら車を運転し、複数の地区を回り、車から降りて、市民と会話を交わした。

待っていた市民は、プーチン大統領を歓迎し、穏やかな会話がなされたが、その際どこからか、女性の声で「すべては嘘だ！すべて見せかけだ！」との声が響き渡った。

その後、プーチン大統領の背後にいた警護役とみられる男性が、その声の場所を特定しようとするかのように辺りを見回す様子も映っていた。

Russian dictator Vladimir #Putin in currently Russian-occupied Ukrainian city of #Mariupol, meeting residents of new flats (whose old flats were destroyed by the Russian army) in the middle of the night. Surreal footage (if real) from Kremlin. But is it real? 🧵 pic.twitter.com/0PhKlWDj9F

— Euan MacDonald (@Euan_MacDonald) March 19, 2023

公式訪問は慎重に演出される

そもそもプーチン大統領の公式訪問は、ほとんどの場合、慎重に演出されるという。

特に、今回のマリウポリの訪問もさまざまな演出が見られ、またプーチン大統領が「影武者」を使っているのではないか、との憶測も囁かれている。

ウクライナ軍は、マリウポリの製鉄所内で3カ月近く抵抗を続けたが、最終的にはロシア軍による包囲戦で降伏し、街自体も大きく破壊された。

ロシア軍がマリウポリを占領した時も、人口45万人のうち、推定10万人が残っていたが、多くの人が食料も水も暖房も電気もない状態で、町に閉じ込められていたという。（了）

出典元：METRO：Putin heckled during walkabout in Mariupol by woman shouting ‘it’s all lies’(3/20)