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イーロン・マスク氏、ツイッターの新たなCEOが就任すると投稿

イーロン・マスク氏、ツイッターの新たなCEOが就任すると投稿
Guinness World Records

現在、ツイッターのCEOであるイーロン・マスク氏が、新しいCEOを採用したとツイートした。

 

約6週間後にスタート

 

マスク氏は5月11日、「Xとツイッターの新しい最高責任者(CEO)を雇うことを発表でき、興奮しています、彼女は約6週間後にスタートすることになります」と投稿した。

 

また「(今後の)私の役割は、製品、ソフトウェア、シスオペを監督するエクゼクティブ・チェア&CTO(最高技術責任者)に移行するでしょう」ともツイートしたという。

 

しかし、CEOになる人物が誰であるかは、ツイートの中で明らかにしていない。

 

最新の情報では、マスク氏は12日、新しいCEOに、米コムキャスト傘下NBCユニバーサル(NBCU)の広告責任者、リンダ・ヤッカリーノ氏が就任すると発表した。

 

ヤッカリーノ氏はターナー・エンターテインメントで15年間勤務した後、2011年にNBCUに入社。広告販売業務をデジタル対応に移行させた手腕が評価されているそうだ。

 

昨年11月にも表明、テスラ株が上昇

 

マスク氏は昨年11月、自身のツイッターでの勤務時間を短縮し、最終的にはこのソーシャルメディア企業を運営する新たなリーダーを見つける見込みだと述べていたという。

 

またマスク氏がツイッターを440億ドルで買収してから、テスラの投資家は、彼がツイッターの立て直しに多くの時間を割くのではないか、と懸念していたそうだ。

 

しかし新しいCEOのニュースが伝わると、投資家の懸念が和らいだらしく、テスラ株は取引高で2.4%上昇したという。

 

停止されたアカウントも復活させる

 

マスク氏は昨年10月にツイッターのCEOに就任したが、その後幹部を解雇し、コスト削減のために、多くの従業員も解雇したという。

 

またトランプ前大統領や、女性差別主義者のインフルエンサー、アンドリュー・テイト氏のアカウントなど、過去に禁止されたアカウントを復活させたことで、物議を醸してきた。

 

さらにヘイトスピーチや不適切なコンテンツ・モデレーション(監視業務)に対する懸念が高まり、大手広告主は出稿を控えることに。

 

その結果、3月にはツイッターの価値は、マスク氏が昨年秋に購入した金額の半分以下になったと報じられている。(了)

 

出典元:The Guardian:Elon Musk announces he has found new Twitter CEO(5/11)

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