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戦場から逃げるロシア兵を仲間が殺害か、恐ろしい動画が浮上

戦場から逃げるロシア兵を仲間が殺害か、恐ろしい動画が浮上
Twitter/Activatica

撤退しようとするロシア兵が、味方から撃たれて殺されていく動画が浮上し、衝撃が広がっている。

 

森へ向かって逃げるロシア兵

 

その動画が投稿されたのは、ウクライナのテレグラム・チャンネル「Look for Your Own」だ。

 

「Look for Your Own」は、捕虜となったロシア兵の親族に対し、身元確認を支援するために、ウクライナ内務省の支援で設立されたプロジェクトとされている。

 

映像は、ウクライナのドローンがとらえたものとされ、少なくとも7人のロシア兵が開けた場所から森に向かって走っている様子が映っていた。

 

やがて森からは、味方のロシア兵と思われる3人が出てきて、銃を発砲。7人のロシア兵は次々と地面に倒れた。その様子がこちら。

 

兵士の逃亡を防ぐ「バリア部隊」か?

 

もっともこの映像がいつ、どこで撮影されたのかは明らかになっていない。

 

しかしウクライナの地元の通信社である「Ukrainian Independent Information Agency」は6月12日、この動画の信憑性を確認したと発表した。

 

ウクライナ・メディアの「キーウ・ポスト」紙によると、3人の兵士は「戦闘から逃げ出す兵士を防ぎ、必要に応じて殺傷力を行使することを任務とするバリア部隊の一員である可能性が高い」という。

 

イギリス国防省は昨年11月にも、ロシア軍がおそらく、前線から逃亡する兵士を阻止する「バリア部隊」の使用を開始したとの見方を示していた。

 

このように退却する兵士を味方が殺害する手段は、第2次世界大戦でもソ連軍が用いており、今回のウクライナでの戦争でも、常に行われてきたと言われている。(了)

 

出典元:METRO:Russian troops ‘filmed executing comrades trying to flee the frontline’(6/13)

出典元:Newsweek:Video Shows Russian Military Shooting Own Retreating Troops: Ukraine Media(6/12)

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