中国の病院で、料理の中からネズミの頭を発見、6月で2件目
中国の病院にある食堂で、お昼の料理の中から、ネズミの頭が見つかったという。
四川省重慶にある病院の食堂で
その出来事が起きたのは6月27日、場所は四川省重慶の町、秀山にある漢方の病院だとされている。
そのカフェテリアで出されたお昼の食事、地元名物の「アヒルと蒟蒻のスープ」の中から、ネズミの頭が発見されたという。
この様子はネットにも動画で投稿されており、中国の国営メディアなどもこの事件を伝えたとか。
病院によれば、このカフェテリアにおける料理の提供は、政府の入札によって第三者に委託されており、これまでこのような問題に遭遇したことはないという。
しかし中国でこのような出来事が起きたのは、今月に入って2回目だと言われている。
#EXCLUSIVE CHINA SOS!
The head of a mouse was suspected to be eaten in the canteen of “Xiushan County Hospital of Traditional Chinese Medicine” pic.twitter.com/iMERNnOeXh
— Agra (@staragranews) June 27, 2023
江西省の学校の食堂でも
「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」紙によると、6月1日、江西省南昌市にある江西工業総合技術学院(大学)の食堂でも、同様の出来事が起きたという。
その時、学生は、ご飯の中に「歯、目、鼻のある物体」が入っている動画を撮影。それを投稿したことで、論争が巻き起こったそうだ。
大学関係者は当初、その「物体」が「アヒルの頭」だと主張。しかしその後、江西省の調査が行われ、6月16日には、それが本当に「ネズミの頭」だったと結論づけられたという。
近年、中国の食品安全性は向上しているが、国家市場監督管理総局は2022年、全国で51万8600件の食品安全違反事件が調査・処理されたと発表している。
今回の2つの事件を受けて、SNS上でも人々が、食の安全に対する懸念を表明したそうだ。(了)
出典元:INDEPENDENT:Mouse head found in canteen lunch boxes in China second time in a month(6/29)