花嫁さんも大変、台風により水浸しの教会で挙式【フィリピン】
フィリピンで水浸しの中、新郎新婦が結婚式を挙げる様子が撮影された。
洪水の水が膝の高さまで
7月30日、フィリピンのルソン島にあるブラカン州は、2つの台風に襲われ、容赦ない雨に見舞われていたという。
これにより近所の道路はすべて水没。洪水の水は、膝の高さまで上がっていたそうだ。
しかし新郎のパウロさんと、新婦のメイ・パディージャさんは、この日結婚式を行うことを決意。教会が水浸しになる中で、挙式が執り行われたという。
Wading through a flooded church for a wedding in #Typhoon hit Philippines!
Bride braves through the flooded aisle at the Barasoain Church in MalolosVC: Maria Jasmin Halili #Doksuri #Floods #Philippines #Egay #Malolos #Bulacan #IlocosNorte #Manila #TyphoonDoksuri #Climate… pic.twitter.com/IBexy8gR91
— Earth42morrow (@Earth42morrow) August 1, 2023
2人の困難に耐える姿を称賛
この動画はもともとメイさんのフェイスブックに投稿され、多くの人がシェア。その後、地元のニュースでも放映され、さまざまな人が2人の困難に耐える姿を称賛したそうだ。
新郎のパウロさんは地元放送局「GMA」に対し「たとえ車が(洪水で)沈んでしまっても、ここに来るためだけに突き進みたかった」と述べている。
また新婦のメイさんも、「不可能なことなんて何もないんです。主(神)は不可能なことをすべて可能にしてくださったのです」と語ったという。
もっとも招待されていた人々も大変だったらしく、皆ビーチサンダルやゴム長靴で水をかき分け、どうにか教会にたどり着いたそうだ。(了)
出典元:The Guardian:Filipino couple wade through flood waters on wedding day(8/1)