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メキシコで洪水から助け出されたワンコ。救助してくれた海軍の一員になる

メキシコで洪水から助け出されたワンコ。救助してくれた海軍の一員になる
Secretaría de Marina/Facebook, BELLATRIX_RAZO/Twitter

メキシコ南部を襲った大雨により、多くの命が危険にさらされた。現地に向かった救助隊が救ったひとつの命が、人々の心を動かしている。

 

水の中で怯えていたラブラドール・レトリバー

 

ハリケーン「エータ」の影響により、川の氾濫やダムの決壊による洪水に見舞われたタバスコ州。11月13日、市民を救助中の海軍による救助隊が窓枠にかろうじてつかまって立っている、ラブラドール・レトリバーを発見した。

 

救助隊員が手を上げながら近づくと、一瞬怯えたような表情を見せたイヌ。しかし、頭を撫でられると、助けに来たのだと理解したようで、自分からボートに前足をかけた。

 

救助隊員によりボートに乗せられると、嬉しそうにもう一人の隊員にしっぽを振りながらあいさつをしている。

 

 

ヒトを信頼していることがよくわかる姿だ。だからこそ、ひとりで取り残されて、どんなに心細かったことだろう。

 

この動画のコメントには、「大きな心をありがとう」「強くて勇敢ってことだけじゃなくて、優しくて相手の痛みがわかるってこともヒーローには大切」「助けてくれてありがとう」など、心を動かされた人々によるコメントが多数寄せられている。

 

すっかり元気に

 

この時救助されたワンコは、その後すっかり元気を取り戻したようだ。

 

 

救助してくれた海軍の仲間入りを果たし、現在は新しい名前を募集している。

 

 

今回の洪水により、18万人以上が影響を受け、避難の際に置き去りにされたり、はぐれてしまったペットも多いという。(了)

 

参考:「THE PUPPY RESCUED BY THE NAVY AND OTHER HEROIC ACTS OF PEOPLE SAVING ANIMALS IN TABASCO」(11/15)

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