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ミャンマーで新種のサルを発見、博物館の組織サンプルなどを分析して判明

ミャンマーで新種のサルを発見、博物館の組織サンプルなどを分析して判明
Zoological Research

ミャンマーの中央部で、科学者たちによって新種のサルが発見され、注目を集めている。

 

近くの山にちなんで命名される

 

そのサルは中央部にある「Popa山」の周辺で暮らしており、山の名前にちなみ「Popa langur」と命名されたという。(langurとは、オナガザル科のサルで、主に南アジアに生息している)

 

「Popa langur」はこげ茶またはグレーがかった茶色の背中をしており、腹部は対照的に明るいグレーか白っぽい毛並みをし、手や足は黒いそうだ。

 

このサルが発見された、ミャンマー中央部に位置する「Popa山」周辺のエリアは、サルの個体が最も多い地域とされている。

 

Zoological Research

博物館からもサンプルを採取

 

このサルが新種であることを突き止めたのは、保護団体「Fauna & Flora International」やドイツの「Primate Center」「Australian Museum 」などの研究チームだ。

 

彼らはまず自然の中に入っていき、サルの糞便のDNAを採取。その後ロンドンやオランダのレイデン、ニューヨーク、シンガポールにある自然史博物館から100年も前のサルの組織サンプルを採取し、遺伝的分析を行ったという。

 

これにより今回、「Popa langur」が、これまで明らかにされてこなかった新しい種であることが証明されたそうだ。

 

Zoological Research

2つの種しかいないと考えられてきた

 

そもそも、さまざまなサルの種はミャンマー中央部の乾燥地帯に広がっていったようだが、その後2種の個体群しか生き残らなかったと今まで考えられてきたという。

 

そのうちの1つの種は「Popa山」の周辺で、もう1つの種はミャンマーのイラワジ川とシッタウン川の間にある「バゴー山地」の周辺で暮らし続けてきたそうだ。

 

しかし最近行われたフィールドワークにおいて、研究者はこの新しいサルの個体群を発見した。

 

ただ今回、新種と判断された「Popa langur」は、わずか200匹から250匹しか生息していないと考えられ、絶滅が危惧されているという。(了)

 

 

出典元:ABC News:Scientists discover new monkey species in Myanmar(11/12)

出典元:SCINEWS:New Species of Primate Discovered in Myanmar(11/12)

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