山頂にある測候所で暮らし、皆から愛されてきたネコが亡くなる【アメリカ】
アメリカの山にある気象観測所で、長い間人間と一緒に暮らし、可愛がられてきたネコが亡くなった。
1915mの山頂で過ごす
そのネコとは、メインクーンの黒猫「Marty」だ。
「Marty」は、ニューハンプシャー州にあるワシントン山気象観測所のスタッフに長い間、飼われてきたという。
この測候所はアメリカ北東部で最も高いとされるワシントン山、高さ約1915mの頂上にあり、「Marty」はそこでパトロールをするなどして約12年間を過ごしてきたそうだ。
しかし11月9日、「Marty」が原因不明の病気で亡くなったことが発表された。
Today was foggy and rainy; not very picturesque. So, as an alternative here’s a picture of Marty Kitty tagging along w/ one of our meteorologists this summer.
Join us Monday at 11:15 AM (ET) for our next virtual classroom. Register at https://t.co/438QZ0NMid #cat #mountain #NH pic.twitter.com/o4Jw7jTxyZ
— MWObservatory (@MWObs) October 16, 2020
The sun has set on Marty’s time here at the Observatory. It is with great sadness we announce the passing of Marty the Cat. There just aren’t enough words #mwobs #martythecat #martykitty #love #companion #mwsp #memberofthestaff #seniority #lastsunset #nh #caturday pic.twitter.com/YlCcUlQ8k4
— MWObservatory (@MWObs) November 9, 2020
特別な仲間、皆から愛されていた
ワシントン山気象観測所では1932年以来、ネコを飼い続けており、その伝統が現在まで継続されてきたという。
そして「Marty」も観測所のスタッフに可愛がられ、または彼らを楽しませてきており、2021年の初めには引退する予定となっていたそうだ。
ワシントン山Summit OperationsのマネージャーであるRebecca Scholandさんは、次のように述べている。
「4年間、山頂に住んできた観測員として、皆さんに次のようにいうことができます。Martyは特別な仲間であり、エンターティナーでした。そのため信じられないほど、観測員や州立公園のスタッフからも愛されていました。亡くなってとても悲しいです」
「Marty」はもともとシェルターで保護されたネコだったが、2008年1月の観測所によるマスコットの選挙で選ばれたという。(了)
出典元:ABC News:Cat at Northeast’s highest peak dies after 12 years on duty(11/10)
出典元:Press Herald:Marty the cat, who prowled Mt. Washington observatory, has died(11/10)