Xがツイッター時代の独特な社内備品をオークションに
イーロン·マスク氏はツイッターの名称を「X」に変更し、新たなイメージ戦略を打ち出した。それに伴い、過去のツイッター社が所有していた多くの物が不要になり、オークションにかけられることになった。
ツイッター·リブランディング
「ツイッター·リブランディング(Twitter Rebranding)」というタイトルがつけられたそのオークションを主催するのは、カリフォルニア州のヘリテージ·グローバル·パートナーズだ。
出品されるのは、X社のサンタモニカ·オフィスとサンフランシスコ·オフィスにある、ツイッター時代からの品々。何の変哲もない椅子やデスクなどから、ギターやドラムセット、鳥のオブジェ、人が入れる特大鳥籠といった変わったものまで、合計600点以上が出品される。
入札開始は9月12日だが、すでに全アイテムをオンラインで閲覧できる。
ツイッターならではのアイテム
出品されているものの中から、ツイッターならではの特異なものをいくつかご紹介しよう。
Twitter Bird Wood Coffee Table
ツイッターの鳥の形をした、木製コーヒーテーブル。大きさは、縦67インチ×横51インチ×高さ15インチ(約170cm×約130cm×約38cm)で、充電ポートが備わっている以外に大きな特徴はない。形を見て分かるように、鋭く尖った個所がいくつもあるので、うっかりぶつかると痛そうだ。
TWITTER “LARRY ART BOULDER”
ツイッターの鳥(名称:Larry/ラリー)をモチーフにしたアート作品。家賃が払えず退去したコロラド州ボルダー(boulder)市のオフィスにあったものらしい。コロラド·ロッキーズのホーム球場であるクアーズ·フィールド(Coors Field)など、地元の名所·名物が描かれている。
BIRD CAGE HANGING SOFA (DAYBED) SWING
鳥かご形の昼寝用ソファ。ツイッター時代のオフィスには、これが吊り下げられていたようだ。底の部分にはクッションが置かれ、鳥かごに入った気分で寝れるようになっている。
TWITTER AGAMOGRAPH “WHAT’S HAPPENING” 34’LX6’H
見る方向によって2通りの絵が現れる、長さ約10mの壁面装飾パネル。一方から見るとギョロ目の絵文字、もう一方から見ると、ツイッターが長年使ってきたフレーズ「What’s happening?」(日本向けの翻訳は「今どうしてる?」)が見える。(了)
出典元:Mashable:X is auctioning off memorabilia from the Twitter offices. Here’s what’s up for grabs.(8/9)