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米軍兵の約70%が太り過ぎ、戦力に懸念:米国防研究機関の調査

米軍兵の約70%が太り過ぎ、戦力に懸念:米国防研究機関の調査
flickr/Arctic Warrior

BMIを基に評価した場合、米軍兵の68%が肥満または体重過多の範疇に入ることが、民間シンクタンクの調査で解った。

 

肥満が国防の脅威に

 

米国の国防に関する研究を専門に行う非営利のシンクタンク「American Security Project (ASP)」が、軍の最新データーによる調査レポートを最近発表した

 

それによると、兵士の68%が肥満または体重過多(オーバーウエイト)であるとのこと。肥満·体重過多の判断基準には、BMI(Body Mass Index)が用いられている。

 

また、肥満に分類される兵士の割合は、2012年には10.4%だったが、2022年には21.6%に。過去10年の間に、おおよそ2倍になったことが明らかになった。

 

発表されたレポートは、こうした肥満の傾向を「深刻な脅威」であるとし、軍全体が一丸となって解決すべきだと警告。具体的に次のように述べている。

 

長期にわたる軍の力と機能を確実なものにするためには、兵士の肥満の問題を、軍組織全体で何としても解決しなければならない。そのためには、身体組成の厳しい基準を維持し、健康に関するポリシーをエビデンスに基づいたものにするべきだ。国防の最前線にいる兵士たちの中から肥満を見つけ出し、診断し、治療することが、長期的には軍事力の維持の決め手となるだろう。簡単なことではないが、長年の懸案となっていたことだ。

新兵の採用が困難に

 

現在米軍では、新兵採用の際の身体組成(体内の脂肪と非脂肪の割合)の要件が、それぞれの部門に応じた最低限のものになっているそう。しかし、American Security Projectによれば、応募者が要件を満たせないことが多く、軍は新兵採用に苦労しているとのこと。

 

新型コロナの流行も、兵士の肥満に関係しているらしい。2020年~21年にかけて室内で過ごす陸軍兵が多く、約140万人の体重が増加したという別の調査結果もある。(了)

 

出典元:Mirror US:‘Dire threat’ warning that nearly 70% of U.S soldiers are obese or overweight(10/20)

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