ゴールキーパーがあえてボールを避けた!ブラジルの試合で機転を利かせたプレー
ブラジルのサッカーの試合で、ゴールキーパーが機転を利かせたプレーを見せた。
対戦相手にフリーキック
そのキーパーとは、ブラジル・サンパウロを拠点とするチーム「SCコリンチャンス・パウリスタ」に所属する、カシオ・ラモス選手だ。
「コリンチャンス」は11月9日、ブラジルのセリアAの試合で、「アトレチコ・ミネイロ」と対戦。
後半残り15分で試合は「1:1」となり、「アトレチコ」にフリーキックが与えられたという。
そして「アトレチコ」の選手がゴールに向かってボールを蹴ったのだが、「コリンチャンス」のキーパーであるラモス選手はそれを避け、ボールはゴールに吸い込まれていった。
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実は「間接フリーキック」だった
しかし、このゴールは認められず、「アトレチコ」に得点は入らなかった。というのも、それは間接フリーキックだったからだ。
サッカーでは「直接フリーキック」と「間接フリーキック」があり、「直接フリーキック」では蹴ったボールがそのままゴールに入れば得点になるが、「間接フリーキック」の場合は、キッカー以外の選手が触れて、ゴールをしなければ得点にならない。
今回の場合、キッカーが蹴ったボールが、味方や敵の選手に触れることなく、そのまま向かってきたため、ラモス選手はあえてボールを避けて、そのままゴールさせたのである。
結局、試合は「1:1」の引き分けで終わったという。(了)
出典元:MailOnline:Corinthians’ eccentric goalkeeper went viral with his genius decision to let a free-kick into his goal… but it’s not his first wacky moment – and even Tom Brady’s a big fan!(11/15)