トルコの国会議員が議会で演説中、心臓発作を起こして倒れる【動画】
トルコ議会において先日、国会議員が演説中に、檀上で倒れてしまい、その後死亡した。
演説でイスラエルを批判
その国会議員とは、野党・Saadet(至福)党の国会議員、ハサン・ビトメズ氏(54)だ。
彼は12月12日、議会で演説を行い、ガザ地区を攻撃しているイスラエルを痛烈に批判。「良心から身を隠すことはできるかもしれないが、歴史からは隠すことはできない。イスラエルは、アッラーの怒りに苦しむことになるだろう」と述べた。
次の瞬間、ビトメズ氏は心臓発作を起こしてその場に倒れ、他の議員が駆け寄ったという。その瞬間がこちら。
Turkish MP Hasan Bitmez, who suffered heart attack after saying those who enable Israel can’t escape “Allah’s wrath,” has died in hospital pic.twitter.com/z7JknOSLqX
— BNO News (@BNONews) December 14, 2023
一命をとりとめたと伝えられたが…
ビトメズ氏にはその場で心臓マッサージが施され、担架で運ばれた後、首都アンカラにある「ビルケント市立病院」に運ばれ、重篤な状態ながら集中治療室で治療を受けたという。
検査の結果、心臓の2本の主要な静脈が完全に閉塞していることが判明。一時は一命をとりとめたと伝えられたが、倒れてから2日後に亡くなった。
議会での演説においてビトメズ氏は、エルドアン大統領が率いる与党・公正発展党(AKP)も批判。
「殺人者イスラエル、協力者AKP」と書かれたプラカードを掲げ、「あなた方はイスラエルへの船の航行を許可し、恥知らずにも、それを貿易と呼んでいる。あなた方はイスラエルの共犯者だ」と非難したという。(了)
出典元:MailOnline:Turkish lawmaker dies two days after collapsing while giving a speech saying Israel would ‘suffer the wrath of Allah’ for invading Gaza(12/14)