南米上空に棒状の奇妙な物体、複数地点で目撃【動画】
南米の複数地点で、奇妙な棒状の光る物体が目撃され、その動画が公開されている。
ブラジルやアルゼンチン、チリでも目撃
その奇妙な物体が目撃されたのは、4月29日から5月9日頃とされている。
場所はさまざまで、4月29日にはブラジルのリオデジャネイロで、5月6日にはアルゼンチンやチリ上空で目撃され、5月8日にもウルグアイとの国境近くのブラジルの町で観測されたという。
下の動画は、UFO研究者でエンジニアでもある、ロニー・ベルネ氏によって、4月29日にブラジルのリオデジャネイロ近郊で撮影されたもの。(画面の上の方に注目)
こちらの動画は、5月8日にウルグアイとの国境に近い、ブラジルのリオグランデ・ド・スル州で撮影され、この時、物体は白や黄色、または青みがかっていたそうだ。
「スターリンク」の衛星の可能性
専門家らは、これがUFOなのか、それともスペースX社によって打ち上げられた衛星ネットワーク「スターリンク」かどうか、判断できずにいるという。
「スターリンク」は無数の小型衛星を宇宙空間に放出することから、よくUFOに間違えられることがあるが、たいてい小型衛星は整列した「点」として見えるそうだ。しかし今回の物体は「線」になっている。
ただ「スターリンク」の小型衛星は、展開直後、地球周回軌道に到達すると、積み重ねられているため、長方形の物体のように見えることもあるという。
また衛星は太陽光を反射するため光って見え、5月6日にアルゼンチンやチリ上空で目撃された時には、「スターリンク」の衛星が、アメリカ・フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上げられていたそうだ。
ウルグアイの国境付近で目撃された5月8日にも、フロリダ州のジョン・F・ケネディ宇宙センターからもう1機の衛星が打ち上げられていたという。(了)
出典元:MailOnline:EXCLUSIVEUFO sightings over Brazil, Argentina and Chile leave experts baffled(5/24)