ウェディングドレスを着た強盗犯、結婚式の当日に逮捕【メキシコ】
メキシコで昨年、結婚式の当日、ウェディングドレスを着た花嫁が逮捕された。
教会において、強盗容疑で逮捕される
その花嫁とは、ナンシー・リゼス・ロドリゲス・グアダラマ容疑者だ。
同容疑者は昨年12月3日、自身の結婚式のために、ウェディングドレスを着て教会に現れたという。
しかし到着するやいなやグアダラマ容疑者は、突入してきた警察官らに、強盗容疑で逮捕された。
そしてウェディングドレスを着たまま手錠をかけられ、警察車両に載せられて、検察庁へ運ばれたそうだ。
花嫁と花婿も犯罪組織のメンバー
今年になってグアダラマ容疑者の裁判が続けられ、先日、強盗罪で11年6カ月の刑を宣告されたという。
グアダラマ容疑者は、犯罪組織「ファミリア・ミチョアカーナ」のメンバーとされ、2022年3月、別の女と2人の男の共犯者とともに、被害者から金を盗んだそうだ。
被害者はその後、検察庁に告訴し、グアダラマ容疑者の身元が明らかになり、捜査を受けたという。
グアダラマ容疑者の結婚相手は、同じ組織の殺し屋であるクレメンテ・メンディオラ・マルティネス容疑者。グアダラマ容疑者が警察に捕まった際には、教会から逃げ出すことができたそうだ。
しかしその後、マルティネス容疑者はメキシコの町、Villa Guerreroで、車の中から遺体で発見された。
マルティネス容疑者は恐喝や誘拐事件、殺人事件に関与したとして、2021年以来、警察は同容疑者の逮捕につながる情報に約270万円の報奨金を出していたという。(了)
出典元:MailOnline:Bride poses in handcuffs after being arrested on her wedding day for murder(7/16)