宿泊中、サソリに睾丸を刺された男性、性生活が変わったとしてホテル側を提訴
眠っている最中にサソリに刺されたアメリカ人の男性が、ホテル側を提訴した。
焼けつくような痛みで目覚める
その男性とは、カリフォルニア州在住のマイケル・ファルキさん(62)だ。
彼は2023年のクリスマス休暇中、ラスベガスにあるリゾート・ホテル「ベネチアン・リゾート・ラスベガス」に滞在したという。
そして就寝中にサソリに刺され、手と性器のあたりに焼けつくような痛みを覚え、目が覚めたそうだ。
今回、ファルキさんと彼の妻バティアさんは、ホテル側を提訴。ファルキさんの性生活に影響を及ぼしたとして、損害賠償を求めているという。
A Southern California man is suing a luxury resort in Las Vegas, saying he was stung by a scorpion on his testicles while sleeping at the hotel. 🦂😱 https://t.co/U2pxqsvWiT pic.twitter.com/5KEb3PEPl0
— ABC7 Eyewitness News (@ABC7) March 5, 2024
勃起不全などの身体的損傷を負う
この出来事は今年の4月にメディアで報じられたが、ファルキさんは睾丸への毒針のせいでPTSDと精神的トラウマに苦しみ、現在も治療を求めていると述べていた。
サソリに刺された後、ファルキさんはサマーリン病院を受診し、そこでも「サソリに刺されたことによる中毒」と診断されたという。
今年の8月に裁判所へ提出された訴状にも、サソリに刺されたことによる勃起不全などの身体的損傷を医師が確認したと述べられているそうだ。
また訴状において、原告側は「ホテル側は原告に対し、清潔で安全で衛生的な部屋を提供する注意義務を負っており、サソリを含む害虫、トコジラミなどがいないようにしなければならない」と訴えている。
ファルキさんの妻も、夫がサソリに刺されて以来、性生活が以前と同じではないとして法的主張を行っているという。
ファルキさんらは、過去および将来の医療費、痛みや苦痛、精神的苦痛、交友関係や支援の喪失、人生の楽しみの喪失などに対する損害賠償を求めているそうだ。(了)
出典元:8 News Now:Sex life ruined, claims man stung in testicles by scorpion at Las Vegas Strip resort: lawsuit(8/30)