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高さ10mの道路標識で、懸垂する男性の動画にゾッとする

高さ10mの道路標識で、懸垂する男性の動画にゾッとする
X/AMETHI LIVE@AmethiliveCom

インドの国道にある大きな標識に登り、鉄骨に掴まって懸垂を繰り返す男性の動画が拡散された。現地警察はこれを違法性のある危険な行為と見なし、詳しい調査を開始した。

 

高さ10mの標識に登る

 

動画は、ウッタル·プラデーシュ州を通る国道931号線の、Amethi市付近で撮影されたもの。目的地までの距離を示すその標識に、上半身裸の男性がぶら下がり、懸垂する様子が映っている。表示板を裏から支える構造物の、水平な鉄骨(鉄パイプ)を握って10回ほど懸垂した彼は、さすがに疲れたのか、足を引っ掛けて鉄骨にすがりつく。

 

 

現地メディアによれば、この標識の高さは10mほどあるそう。その男性は命綱などは付けておらず、万一手が外れれば落ちて、下のアスファルトを直撃するだろう。SNSで注目を集めるために撮影されたらしい。

 

動画をよく見ると、標識の裏にもう一人いることが分かる(片足が見えている)。こちらの男性は、懸垂する男性の様子を上からのクローズアップで撮影していたと見られている。

 

警察が調査を開始

 

この動画は拡散されたため、Amethi市の警察の目に留まった。X上に、警察のこんなメッセージが投稿されている。

 

Amethi警察署はこの一件を承知しています。現在、話題になっている動画を調査中です。調査が終われば、この危険行為を行なった男性に対して、必要な法的措置が取られることになるでしょう。ーーAMETHI POLICE@amethipolice

 

あるXユーザーは、動画撮影が過激化する昨今の風潮にうんざりしているようで、こんな皮肉なコメントを投稿している。

 

この兄ちゃんは、動画作りが大好きみたいだな。まだ警察の訪問はないようだが、一度警察が来れば、動画作りのお遊びを永遠に忘れるだろうよ。ーーजय हिंद@जय भारत@BDYadav52577674

 

また、行きすぎた動画撮影が流行る背景には失業がある、と示唆するコメントもある。

 

地域の警察はこの男性を警察署に呼んで、何かの職を与えてやるべきだ。若者は必死に職探しをしているが、それでも職に就けない者がいる。ーーajaytripathi@gmil.com@ajaytripathigm1

(了)

 

出典元:NDTV:Watch: Man Takes Reel Game Notch “Higher”, Does Pull Ups On Road Signboard(9/29)
出典元:Free Press Journal:Viral: Reel Craze Makes UP Man Do Pull-Ups Holding 10-Metre-High Signboard On National Highway 931; Amethi Police Responds(9/29)

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