旅客機のパイロットがフライト中に死亡、NYの空港に緊急着陸
飛行中、トルコの旅客機でパイロットが死亡し、その後アメリカの空港に緊急着陸した。
飛行中にパイロットが倒れる
その旅客機とは、「ターキッシュ・エアラインズ」のTK204便だ。
この便は10月8日の午後7時過ぎ、アメリカのシアトルから、トルコのイスタンブールに向けて出発したが、飛行中にパイロットのİlçehin Pehlivan氏(59)が倒れたという
このため旅客機は進路を変更し、9日の午前5時57分、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港に緊急着陸した。
着陸前に、機内で死亡
「ターキッシュ・エアラインズ」の広報担当によれば、パイロットのPehlivan氏が倒れ、応急措置が上手くいかなかった後、もう1人のパイロットと副操縦士が、緊急着陸を決断したという。
しかしPehlivan氏は、着陸前に、機内で死亡したそうだ。
Pehlivan氏は、2007年から同航空会社に勤務しており、定期的に健康診断も受けていたとされ、3月に受けた検査でも健康上の問題はなかったという。
アメリカ連邦航空局も、「パイロットの1人が医療上の緊急事態に陥った」とし、緊急着陸が行われたことを確認している。
飛行中に旅客機のパイロットが緊急事態に陥るのは、これが初めてではない。
今年7月には、乗客193人を乗せたロンドン発リスボン(ポルトガル)行きの「イージージェット」の便で、副操縦士が気を失ったという。
その後、旅客機は問題なく着陸し、副操縦士はリスボンのサンタ・マリア病院に救急搬送されたそうだ。(了)
出典元:METRO:Plane makes emergency landing after pilot dies mid-flight(10/9)