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大きなプラスチック容器を飲み込んだサギを発見、救出活動が続く【ブラジル】

大きなプラスチック容器を飲み込んだサギを発見、救出活動が続く【ブラジル】
Instagram/jefveterinario

ブラジルで先日、大きなプラスチックの容器を飲み込んだサギが見つかり、救出活動が続けられているという。

 

プラスチックの容器で喉が膨れる

 

そのサギが見つかったのは先週、場所はリオデジャネイロ市西部の川岸とされている。

 

発見したのはエスタシオ大学の野生動物センターで働く、獣医で生物学者のジェファーソン・ピレス氏だ。

 

ピレス氏がSNSでシェアした写真には、サギの喉に大きなプラスチックの容器がつまり、かなり膨らんでいる様子が映っていた。

 

 

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救出しないと死んでしまう可能性

 

このサギは、ラテンアメリカで最大のココイサギ(Ardea cocoi)と特定されており、高さが1.25m、翼を広げた長さが1.8mもあるという。

 

またプラスチックの容器は、ブラジルで人気の飲料「ガラナ」の200ミリリットルのカップだと考えられている。

 

ピレス氏は「動物の胃の中にプラスチックが入っていることはよく見つかるが、このようなケースは初めてだ」と語っており、現在救出活動を行っているそうだ。

 

ピレス氏によれば、喉にこれほど大きな物体が入っていると、サギが餌を食べられず、徐々に衰弱して3~5日以内に餓死すると予想されるという。

 

そのため獣医たちは、このサギが弱って飛べなくなったら捕獲し、プラスチックのカップを取り除く手術を計画しているそうだ。(了)

 

出典元:REUTERS:Brazil heron with cup in throat spurs rescue mission(12/5)

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