MIR検査を受けた女性、体内で大人のおもちゃが暴れ回り負傷
海外メディアによれば、アメリカの若い女性がMIR検査で負傷したという報告が、アメリカ食品医薬品局(FSA)に上がっているとのこと。彼女の腸内に、大人のおもちゃが挿入されたままになっていたことが理由だという。
MIRの磁力に引きつけられたおもちゃ
23才のその女性は、シリコン製の「butt plug」(「お尻の栓」の意)と呼ばれる大人のおもちゃを挿入したまま、MRIの装置の中に入ってしまった。装置が作動するとそのおもちゃが影響を受け、彼女の内臓を傷つけることになった。
MRIは、非常に強力な磁力と電磁波で人の体内を画像化するもの。そのため、検査を受ける前に、身につけた金属類を全て取り去っておくことが重要になる。この磁力は馬鹿にならないほど強いので、引きつけられた金属が、人の皮膚などを傷つけることがあるそうだ。
彼女が使っていたおもちゃは100%シリコン製、と、本人は思っていた。それが不運の始まりだった。実際には100%シリコンでなく、中心部に芯となる金属が入っていたのだ。そのため、おもちゃが(磁力によって)「体内を引きずり回され」、「痛みのあまり患者は叫び声をあげた」と報告されている。
気絶しそうな痛みと吐き気
「患者は事前に問診や質問を受けていたが、おもちゃが入っていることは明かさなかった」と報告書に書かれている。その後「彼女はMRI装置の中に入り、検査が終わって技師が診察台を引き出すと叫び始めた。そして、吐き気と痛みで気絶しそうだと訴えた」とのことだ。
その場で検査技師が診たところ、彼女に差し迫った危険はなかったが、彼女は救急車で病院に運ばれたと報じられている。
この一件は2023年4月に起こったものだが、彼女のスキャン画像とされるものが最近SNSに出回り、現在、再び話題になっている。
彼女が買ったbutt plugのメーカーは、「100%シリコン製」と広告していたらしく、彼女がメーカーを相手に訴訟を起こしたという噂もある。(了)
出典元:New York Post:Woman left with horrific injuries after sex toy ‘dragged through body’ during nightmare MRI scan(1/14)
出典元:The Sun:Woman suffers horrific injuries after sex toy is ‘dragged up through her body’ by magnets during MRI scan(1/9)