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インフルエンサーの女が寄付金を集めるため、自分の子供に薬物を投与

インフルエンサーの女が寄付金を集めるため、自分の子供に薬物を投与
X_Sarah Keoghan

オーストラリアで、インフルエンサーの女が寄付金を集め、フォロワーを増やすため、自分の子供に違法な薬物を投与し続けた。

 

病気と闘う我が子の様子を撮影

 

そのクイーンズランド州の女は、末期の病気と闘う我が子の様子を撮影し、ソーシャルメディアなどに投稿していたという。

 

また女は、「GoFundMe」の寄付を通じて、6万豪ドル(約580万円)を集めていたそうだ。

 

しかし昨年10月、赤ん坊が重篤な状態で病院へ運ばれた時、医師たちは警鐘を鳴らした。

 

そして数カ月に及ぶ捜査の後、先日この女は、自分の子供に対する拷問や毒物投与、児童を搾取する動画などの作成、詐欺の罪で起訴された。

 

クイーンズランド州警察の刑事、ポール・ダルトン氏は1月16日、記者らに対して「この種の犯罪がいかに忌まわしいか、言葉では言い表せない」と語ったそうだ。

 

無許可の薬を複数与えていた

 

捜査官らによると、昨年の8月から10月にかけて、この女は子供に無許可の複数の薬を与えていたという。

 

その後、赤ちゃんは「深刻な精神的、身体的苦痛と危害」を受けて病院に運ばれ、警察は10月15日に、捜査を開始。1月下旬には無許可の薬の検査が行われ、赤ちゃんから陽性反応が示されたそうだ。

 

しかし現在、赤ちゃんは保護され、「安全で元気」な状態だと言われている。

 

「GoFundMe」のサイトは現在、寄付金をそれぞれのユーザーに返金しようとしているという。(了)

 

出典元:BBC:Australian influencer charged with poisoning her baby(1/16)

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