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人気バンドの客席カメラが暴いた社内不倫! CEOの大きな代償

人気バンドの客席カメラが暴いた社内不倫! CEOの大きな代償
instaagraace/tiktok

7月16日、米マサチューセッツ州ボストンのジレッド・スタジアムで開催されたColdplayのワールドツアー公演には、およそ5万人が来場した。しかし今、注目を集めているのは公演そのものではなく、観客を映す大型ビジョン「Jumbotron」で明るみになった社内不倫騒動だ。

 

▼その瞬間の動画がこちら

 

@instaagraace

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映し出されたのは、親密な様子の熟年カップル。映像に気づいた直後、2人は顔を隠すなど動揺を見せた。男性は成長中のソフトウェア企業「Astronomer」のCEO、アンディ・バイロン氏。女性は同社の人事部門の取締役であるクリスティン・キャボット氏だ。

 

キャボット氏はバツイチであることはわかっているが、現在既婚者かどうかは不明。一方で、バイロン氏には妻子がおり2人の関係は社内不倫と見なされている。

 

会社は2人を休職処分に

 

「Astronomer」は公式SNS上で声明を発表し、「リーダーには説明責任があり、取締役会による正式な調査を進めている」と説明した。

 

 

また、2人の横で気まずそうに笑っている女性も同社の社員ではないか話題になっているが、同社は「社内の人間ではなく、他の従業員も動画には映っていない」と否定。さらに、ネット上で拡散されたアンディ・バイロン氏のコメントについても、本人による発表はなく「すべて誤り」と説明した。

 

現在、2人は休職処分を受けており、その間の業務は共同創業者でCPOのピート・デジョイ氏が担っているという。

 

笑いに変えたColdplayだがデマも拡散

 

Coldplayのボーカル、クリス・マーティン氏は状況を察すると、ステージ上から「ホーリーシット!」と発言し、「僕たち、何か悪いことしちゃったかな?」と観客を笑わせた。さらに「浮気中か、ただシャイなだけかのどちらかだね」と冗談を飛ばしたという。

 

せっかくのワールドツアーが思わぬ形で話題になったColdplayだが、「次の公演で撮影されないゾーンを設けると発表した」といったデマも広がっている。実際には、SNSなどで公式声明は出されていない。

 

妻はSNSからバイロン姓を削除

 

バロン氏の妻であるミーガン・ケリガン・バイロン氏は、Facebookの名前から「バイロン」を削除し、「ミーガン・ケリガン」と変更している。巨額の慰謝料を手に離婚をするのではないかと考える人も多いが、7月18日時点では、本人は声明を発表していない。

 

世間からは“おもちゃ”状態に

 

一方で、当事者以外からは面白がる声も多く、今回の件は“おもちゃ”のように扱われている。

 

▼MLBのフィラデルフィア・フィリーズでは、球団マスコットが例のシーンを再現。その直後、「彼女は妻です」と紙を掲げた男性が映し出された

 

 

▼スポーツ番組でも

 

 

社内不倫が偶然世界にさらされ、大手企業のCEOと役員が休職になるという異例の事態となった今回の騒動。会社や当事者の今後の動向に注目が集まる。家族を裏切った代償は、あまりに大きかったといえるだろう。(了)

 

参考:CNBC「Astronomer CEO Andy Byron placed on leave after viral Coldplay kiss cam video」:(7/18)

参考:Rolling Stone Japan「コールドプレイのライブ演出で「社内不倫」発覚、観客5万人が爆笑「悪いことしちゃったかな?」」(7/18)

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