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中国の首都・北京では激しい豪雨に見舞われ、数多くの人が犠牲になった。

北京市北東部で甚大な被害

北京市では7月28日、豪雨による洪水と土砂崩れが発生し、車が流され、数多くの人々が避難を余儀なくされたという。

特に北京市北東部の密雲区では豪雨と洪水により、7月28日の時点で、少なくとも28人が死亡。また北京市北西部の延慶区でも、2人が死亡したと明らかにされた。

さらに7月29日の時点で、合計38人の死者が確認されており、現在も救助活動が続けられているそうだ。

Residents in #Beijing are urged to stay indoors unless necessary, as the city issues a red alert for #rainstorm and an orange alert for potential mountain #floods. #weather pic.twitter.com/ff6uUTMLOF

— Shanghai Daily (@shanghaidaily) July 28, 2025

In flooded streets in the town of Taishitun, 100 kilometres northeast of Beijing’s bustling city centre, weary locals worked desperately to retrieve what belongings they could find. “It’s the kind of flood seen once in a hundred years,” Pang, a 52-year-old who gave only his… pic.twitter.com/UWfIkKyZ1c

— AFP News Agency (@AFP) July 29, 2025

北京市では8万人以上が避難

北京市によると、真夜中までに北京では平均16cm以上の雨が降り、密雲区の2つの町では54cmの降雨量を記録したという。

また北京市では、密雲区の1万7000人を含む、8万人以上が避難を余儀なくされたそうだ。

この暴風雨により、北京市の130以上の村で停電が発生。通信網が破壊され、道路30区間以上が損壊したという。

また隣接する河北省の農村部でも、発生した土砂崩れで8人が行方不明となり、7月28日には4人が遺体で発見され、29日にも死亡している4人が、新たに発見されたそうだ。（了）

出典元：ABC News：Heavy rain causes flooding, evacuations and at least 38 deaths around Beijing region(7/29)