ハリケーンの接近により高波が発生、記者が現場にいる最中、建物が倒壊【アメリカ】

アメリカ東海岸にある家が、ハリケーンの影響により、倒壊し、その瞬間が撮影された。
ビーチ沿いにある家屋が倒壊
9月30日、東海岸に接近していた2つのハリケーン「イメルダ」と「ウンベルト」が、ノースカロライナ州の町、アウターバンクスに高波をもたらし、ビーチ沿いにある家屋が倒壊したという。
そして10月2日には、FOXニュースの気象担当記者であるケイティ・バーン氏が現場にいる時にも、建物が高波により破壊されたそうだ。
バーン記者は「木がきしむ音、折れる音が聞こえました。そしてほんの数秒のうちに、家屋は杭の上に倒れました」と述べている。建物が倒壊する瞬間がこちら。
🚨⚠️ LIVE MOMENT: The effects of Post-Tropical Storm Imelda continue to wreak havoc in Buxton, North Carolina, adding another home to its list of destruction along the coast.#NorthCarolina #destruction #houses #flooding #hurricane #hurricaneseason #FoxWeather pic.twitter.com/AzZOYH8z8G
— FOX Weather (@foxweather) October 2, 2025
倒壊したのは今回で8軒目
実はこのエリアでは9月30日に、6軒の家が高波に飲まれ、倒壊。10月1日の夜にも、1軒の家が倒れ、今回の建物は8軒目になるという。
すでに浜辺には、倒壊した他の家屋から出た瓦礫の山が散乱しているそうだ。バクストン在住のエイドリアンさんは、バーン記者に対して、次のように語っていた。
「信じられない。言葉も出ない。この地域、そして家屋にこんなことが起こっているなんて、本当に、本当に悲しい」
そしてバーン記者が取材中にも、高波が押し寄せ、8軒目の家がさらに破壊され、流されたという。
沖合のブイは最大4.3メートルの波の高さを示しており、ハリケーンの接近による高波注意報は、10月4日の朝(現地時間)まで発令されたままとなる。(了)
出典元:Fox Weather:Watch: 8th North Carolina beach house to collapse caught live on FOX Weather(10/2)