日本人観光客の男性、ローマの遺跡「パンテオン」から転落して死亡

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イタリアのローマにある遺跡で、日本人観光客が転落し、亡くなった。
外壁から7メートル下の堀に転落
この事故が起きたのは10月24日の夜、場所はローマにある遺跡「パンテオン」とされている。
イタリアの通信社「Ansa」によれば、69歳の日本人男性が「パンテオン」の外壁に座っていたところ、7メートル下の堀に転落したという。
その後、救助隊が「パンテオン」の外にある通りの門をこじ開けて救出しようとしたが、男性は現場で死亡が確認された。
亡くなった男性は、ヒビノ・モリマサさん(69)とみられている。
具合が悪くなり、バランスを崩したか?
男性は娘さんとローマを訪れており、娘さんがイタリア警察に語った内容によれば、男性は突然具合が悪くなり、バランスを崩して転落したという。
そもそもこの外壁は、観光の合間に休憩を取る観光客で、いつも混雑しているそうだ。
「パンテオン」はローマ皇帝ハドリアヌスによって建てられ、巨大なドーム天井の穴「オクルス」が有名で、イタリアで最も訪問者が多いモニュメントの1つとされている。
もっとも今年、ローマで観光客を襲った悲劇はこれだけではない。
今年の3月には、スペイン階段脇の高い壁から転落し、スペイン出身の55歳の女性が死亡している。
新型コロナのパンデミック以降、ローマを訪れる観光客数は急増しており、2024年には2220万人という新記録が樹立されたという。(了)
出典元:The Guardian:Japanese tourist dies in fall from Pantheon in Rome(10/25)



















