ラスベガス郊外の砂漠から300以上の人骨を発見、捜査を開始

アメリカの砂漠から、数多くの人間の骨が発見され、現在捜査が行われている。
土地管理局が捜査中
その骨が見つかったのは今年の7月、場所はネバダ州のラスベガス郊外にある砂漠地帯とされている。
遺骨を発見した人物によれば、7月28日にラスベガスから南へ約1時間の距離にあるネバダ州の町、サーチライト郊外の砂漠で偶然、人間の骨を見つけたという。
その骨は300以上もあり、その後、土地管理局が捜査を開始したそうだ。
民間の葬儀社が投棄か?
遺骨は「cremains(火葬された骨)」とされ、葬儀社が約315の骨を撤去したが、その後も、そう遠くない場所で2つ目の遺骨の投棄場所が発見されたという。
また報告書では、遺骨の山の一部に結束バンドの破片が含まれていたと指摘されているそうだ。
結束バンドは通常、火葬場で遺灰の袋を閉じる際に使用され、また現場には、壊れた骨壷の破片も発見されたという。
このことから遺骨が、民間の葬儀社などによって投棄された可能性が指摘されている。
ネバダ州には公共の土地に遺骨を放置することを禁じる法律はないものの、州法では葬儀業者に対し、管理下にある遺骨の「尊厳」を保つよう義務付けているそうだ。
またこの発見を最初に伝えたメディア「KLAS」は、大量の遺骨を投棄することは連邦法に違反する可能性が高いと報じている。
骨壺に入れられ、納骨堂に安置
結局、これらの遺骨は葬儀会社「パーム・モーチュアリーズ・アンド・セメタリーズ」により10月29日に回収され、現場で袋に詰められ、骨壺に詰め替えられたという。
また遺骨は墓地の納骨堂に安置され、愛する人が見つけられるようになるそうだ。
ただし、10月29日の時点で、それぞれの遺骨に身元を特定できる情報は含まれていなかったという。(了)
出典元:abc7:300 piles of human remains discovered in desert outside Las Vegas, investigation ongoing(10/30)


























