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中国南部で火葬に住民が反発、抗議活動が勃発

中国南部で火葬に住民が反発、抗議活動が勃発
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中国南部の貴州省で、埋葬の仕方を巡り議論が起き、抗議活動が行われているという。

 

土葬ではなく火葬を指示

 

貴州省の町、Shidongでは、地元当局が遺体を土葬ではなく火葬するよう指示したことを受けて、先週末に抗議活動が起きたそうだ。

 

この地域には、少数民族のミャオ族(Miao)の住民が多く住んでおり、彼らは故人が火葬ではなく土葬されるべきだと伝統的に教えられてきたという。

 

抗議活動では、村人が「共産党が先祖の墓を掘り返すなら、まず習近平の先祖の墓を掘り返せ」と叫んだり、数十人がパトカーを取り囲んだりしたそうだ。

 

墓地の過密化に悩む

 

近年、中国では墓地の過密化に悩まされており、政府は海洋葬など、代替的な葬儀方法を検討するよう人々に奨励しているという。

 

そして貴州省でも2003年に、土葬ではなく火葬を推進する法律が作られ、土地資源の保全と「質素な新しい葬儀様式」の促進のために火葬が必要だと規定されたそうだ。

 

しかし中国の多くの農村部の人々にとって、土葬は伝統的な文化の中核を成している。

 

そのため動画共有アプリ「Douyin(抖音)」には、抗議活動を支持するコメントが多数寄せられ、あるユーザーは「さあ、みんな、立ち上がって伝統的な埋葬習慣を支持しよう!」と書き込んだという。

 

中国の農村では今年、すでに661件の抗議活動を記録しており、これは2024年全体と比較して70%増加しているそうだ。(了)

 

出典元:The Guardian:Protests erupt in China’s Guizhou province over cremation mandate(11/25)

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