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ブラジルで、パラグライダーに乗った男性が、空中でハングライダーと衝突後、墜落する悲劇的な事故が起きた。

パラシュートが引き裂かれ墜落

この衝突が起きたのは11月20日、場所はブラジルのリオデジャネイロ州の町、Sao Conradoの上空とされている。

当時、フィリップ・エリック・ヘグラーさん（59歳）はパラグライダーに乗って飛行していたが、途中ハングライダーと衝突。

ハングライダーの翼がパラグライダーのパラシュートを引き裂き、やがてヘグラーさんは螺旋を描きながら墜落して、死亡した。衝突する瞬間がこちら。

MORTE DE PHIL HAEGLER | Piloto de Asa-Delta é indiciado por homicídio culposo. #sbtrio #sbt #notícias pic.twitter.com/l5HgJUQDyS

— SBT Rio (@sbtrio) December 12, 2025

パラグライダーには教官が乗っていた

この時、パラグライダーには教官であるセルジオ・マノエル・ダ・シルバ氏が乗っており、その後、過失致死罪で起訴されたという。

ダ・シルバ氏は警察に対し、当時は生徒のヘグラーさんと一緒に飛行していたが、着陸地点に近づいた際に注意が逸れ、約3秒間、ヘグラーさんのパラグライダーを見失ったと語ったそうだ。

そして再び前を見た時、ヘグラーさんが反対方向、やや下から近づいてくるのを見て驚き、急に動こうとしたが、衝突を避けられなかったという。

ただダ・シルバ氏は、ヘグラーさんに過失はないとも述べ、事故はほんの一瞬のミスが原因だったと主張した。

ヘグラーさんは墜落後、ビルの11階付近に衝突し、その後45mの高さから落下して、死亡したと言われている。

報道によると、この事件は検察に送致され、ダ・シルバ氏を起訴するかどうかが決定される予定だという。（了）

出典元：METRO：Paraglider falls 150ft to death after being clipped by hang glider in mid-air(12/12)