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ロシアの「ワグネル」が、EU議会に血塗られたハンマーを送りつけたか?

ロシアの「ワグネル」が、EU議会に血塗られたハンマーを送りつけたか?
Twitter/Asya Tykha

ロシアの民間軍事会社「ワグネル」のトップが、EU議会に不気味なものを送りつけたと主張している。

 

「テロ支援国家」への反発か

 

ロシアのプーチン大統領の側近で、「ワグネル」の創設者であるエフゲニー・プリゴジン氏は、EU議会に血塗られたハンマー(大槌)を送ったと述べたという。

 

そのハンマーの把手部分には人工の血のようなものが塗られており、また「ワグネル」のロゴと名前が記され、バイオリンケースに入れられ発送されたそうだ。

 

EU議会は23日、賛成多数でロシアを「テロ支援国家」に、「ワグネル」を「テロリスト集団」に指定したという。

 

この不気味なハンマーの贈り物は、それに対する反発だと考えられている。(下の動画は、EU議会へ送られた時の様子ではない)

 

本当に届けられたかは不明

 

以前、「ワグネル」に関連のあるテレグラム・チャンネルは、ある裏切り者をハンマーで殺す動画を投稿した。

 

その動画には、元ワグネルのメンバーで、ウクライナ側に寝返ったとされるエフゲニー・ヌージン(55)と名乗るこの男性が映っており、その後ハンマーで頭を殴られ、殺された。

 

その動画のタイトルは「復讐のハンマー」と名付けられ、今回のハンマーも同様のメッセージが込められていると考えられる。

 

ウクライナ側に寝返った「ワグネル」の元傭兵を、ハンマーで処刑する動画が拡散

 

ただし、このハンマーが本当にEU議会に届いたかどうかは、分かっていない。

 

ハンマーは、プリゴジン氏の弁護士から、親ロシアチャンネル「CYBER FRONT Z」の代表者に渡され(動画はその時のものか?)、その後議会のあるフランス・ストラスブールへ送られたと見られている。(了)

 

出典元:METRO:Putin’s crony dubbed ‘the chef’ sends ‘bloodied sledgehammer’ to EU(11/24)

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