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豪のビーチでユダヤ人を狙った銃乱射事件が発生、16人が死亡

豪のビーチでユダヤ人を狙った銃乱射事件が発生、16人が死亡
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オーストラリアのシドニーにあるビーチで、ユダヤ人を狙った銃乱射事件が発生し、16人が死亡した。

 

2人の容疑者を特定

 

ニューサウスウェールズ州のシドニー郊外にあるボンダイ・ビーチで12月14日の午後、銃撃事件が発生し、1人の子供を含む16人が死亡した。

 

当時、ビーチではユダヤ教の祭り「ハヌカ」が行われており、オーストラリアのアルバネーゼ首相は、この銃撃事件がユダヤ人コミュニティを狙ったものであり、テロ行為だと認めた。

 

犯人は2人の男で、Sajid Akram容疑者(50歳)と息子のNaveed Akram容疑者(24歳)と特定され、Sajid容疑者は警察に撃たれ、現場で死亡。Naveed容疑者も重傷を負い、病院に搬送されたという。

 

この出来事はオーストラリアで過去29年間において、最悪の銃乱射事件となった。下の動画は、民間人が犯人の男から銃を奪う様子。

 

容疑者は銃の免許を所持

 

ニューサウスウェールズ州の警察によれば、Sajid Akram容疑者は10年前に銃器の免許を取得しており、6丁の銃を所持していたという。

 

また事件現場では、爆発装置が発見されているが、警察はこの事件が計画的ではなかったとの見方を示している。

 

この銃撃事件では現場で14人が殺害され、2人が病院へ搬送された後に死亡。負傷者は40人に達したそうだ。

 

しかしニューサウスウェールズ州の保健省は今後も、死者が増える可能性があるとの見方を示している。

 

ネタニヤフ首相が豪政府を批判

 

イスラエルのネタニヤフ首相は、今回の事件について、オーストラリア政府を非難。次のように述べた。

 

「オーストラリア政府は、オーストラリアにおける反ユダヤ主義の蔓延を阻止するために何もしなかった。国内で増殖する癌細胞を抑制するために何もしなかった。何の対策も講じなかった。この病気の蔓延を放置し、その結果、今日私たちが目にしたユダヤ人への恐ろしい攻撃が起きたのだ」

 

しかしイスラエルはこの2年間、ガザ地区で攻撃を繰り返し、7万人以上ものパレスチナ人を殺害し、現在も停戦中にもかかわらず、攻撃を続けている。(了)

 

出典元:The Guardian:Bondi beach terror attack: 16 people including one child died in antisemitic shooting(12/15)

出典元:The Guardian:Benjamin Netanyahu blames Anthony Albanese for Bondi beach terror attack, as world leaders express horror(12/15)

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