Facebook_Hanover County Animal Protection and Shelter

アメリカで先日、お酒を飲みすぎてトイレで酔いつぶれたアライグマが見つかったが、他にも侵入を繰り返していた可能性が指摘されている。

空手道場や運輸局の施設にも侵入か？

そのアライグマは11月27日、バージニア州の町、アッシュランドにある店に侵入し、お酒を飲みすぎてトイレで倒れているのが発見された。

その後、アライグマは保護され、やがて自然に放されたが、それからも、どうやら複数の施設に侵入を繰り返している可能性があるという。

ハノーバー郡の動物管理官であるサマンサ・マーティン氏は、このアライグマが近くの空手道場にも侵入し、その後、食べ物を求めて州の運輸局（DMV）にも入りこんだとみている。

人間に慣れつつある可能性

このアライグマは「ゴミ・パンダ（壊し屋パンダ）」と名付けられ、そのニュースは注目を集めたが、どうやら人間のいる環境に慣れつつあるという。

もっとも空手道場などに入り込んだのは、別のアライグマである可能性があるものの、マーティン氏は、このアライグマが第一容疑者だと見ているそうだ。

その上でマーティン氏は、「このアライグマが再びショッピングセンターを襲撃するのは、時間の問題だ」と述べている。

酔いつぶれて保護されたアライグマは、その後、ショッピングセンターから約1.6km離れた場所で解放されたという。（了）

出典元：BBC：From booze to black belts: Virginia’s drunk raccoon suspected in karate shop break-in(12/13)