ICEに対抗するため、「ブラックパンサー」のメンバーが活動を開始

アメリカのペンシルベニア州で、移民関税執行局(ICE)に対抗するため、「ブラックパンサー」を名乗る地元メンバーらが活動を始めている。
武器を携えて抗議デモに参加
その地元のメンバーは、「ブラックパンサー」の傘下にあると主張しており、1月8日にはペンシルベニア州の町、フィラデルフィアで移民関税執行局(ICE)への抗議デモに参加したという。
彼らは銃器の携帯が法的に認められていると主張しており、抗議デモには、数名が軍用タイプの武器を携えて参加。トランプ政権の暴力に抗議するデモ参加者を守ったそうだ。
「ブラックパンサー」党の全国委員長を自称する、西フィラデルフィア在住のポール・バードソング氏(39)によれば、ミネソタ州のミネアポリスで1月7日、移民関税執行局(ICE)のジョナサン・ロス氏がレニー・ニコル・グッド(37)さんを射殺した翌日、フィラデルフィアのデモに参加したという。バードソング氏は、次のように語っている。
「私たちがそこ(ミネアポリス)にいたら、あんなことは起きなかったでしょう。誰一人、触れさせることはなかったでしょう」
Black Panther Party at ICE protest in Philly (part 2) pic.twitter.com/nMkonXW8lP
— The Palestine News Network (@PaliNewsNetwork) January 18, 2026
警察の暴力に対抗するために結成
「ブラックパンサー」党は1966年にカリフォルニア州オークランドで、ボビー・シール氏とヒューイ・P・ニュートン氏によって設立され、1980年代初頭まで全国的に活動していたという。
またこのグループは警察の暴力に対抗するために結成され、刑務所改革や教育、食料、医療支援など、他の社会変革を促進するために急速に発展したそうだ。
バードソング氏によれば、彼は2020年、黒人のジョージ・フロイド氏が警察により殺害された事件を受けて、「ブラックパンサー」党のメンバーから勧誘を受けたという。
またバードソング氏は、「ブラックパンサー」党の生き残りメンバーから、訓練を受けているとし、フィラデルフィア支部の会員数は「100人未満」だと認めているが、それ以上の詳細は明らかにしていない。
トランプ政権の責任追及を望む
ミネアポリスでの射殺事件では、多くの人々がネットの動画を視聴し、その後全国的な抗議デモが巻き起こった。
J・D・バンス副大統領は、ICEのロス氏には「絶対的免責」があり、彼がミネソタ州で裁かれるべきではないと擁護。しかし副大統領の発言を非難する人々もおり、ミネソタ州知事らは、銃撃事件の捜査への州の関与を改めて求めている。
バードソング氏は、このグループが移民関税執行局(ICE)の廃止とトランプ政権の責任追及を望んでいるとし、次のように述べた。
「陰謀を企み、私利私欲に溺れ、アメリカの一般市民を食い物にする者たちがいる」
バードソング氏のグループは数年前から、北フィラデルフィアで毎週定期的に無料の食料提供プログラムを開催しており、地元の人々からも感謝されているという。(了)
出典元:The Philadelphia Inquirer:As Minneapolis shooting stirs fears of state violence, several Black Panther Party members made their presence known in Philly(1/10)


























