豪の海で13歳の少年が、4時間以上も泳ぎ、漂流した家族を救う

オーストラリアの沖合で、海に流された母親と弟妹を救うため、13歳の少年が長い間海を泳ぎ、救助の要請をすることに成功した。
約4km先の海岸に到着、救助要請
西オーストラリア州の州都・パースに住む、母親のジョアン・アペルビーさん(47)は1月30日の午前中、13歳の息子、オースティン・アペルビー君と彼の弟、そして妹と共にカヤックとパドルボードを使って、Quindalupの町の沖合へ漕ぎだしたという。
しかしその後、海が荒れ始め、一家は風に流され始めてしまう。
そこで母親のジョアンさんは、13歳のオースティン君に対して、海岸まで泳いで行き、救助要請をするよう求めたそうだ。
オースティン君は母親と弟や妹を助けるため、冷たい海を約4時間も泳ぎ続け、約4km先の海岸に到着。午後6時には救助の要請をした。
A 13-year-old boy is credited with saving the lives of his mother and two younger siblings after they drifted nine miles off the coast of Western Australia. https://t.co/jwSuy4QupB pic.twitter.com/ZC220M3z0j
— ABC News (@ABC) February 4, 2026
ライフジャケットも捨て、泳ぐことに集中
オースティン君によれば、最初はライフジャケットを着用して、空気で膨らませたカヤックに乗り始めたが、海が荒れ、船が浸水したため、カヤックを放棄したという。
また海岸へ向かっていた時、泳ぐのを妨げたため、ライフジャケットを捨て、ただ「泳ぎ続けろ、泳ぎ続けろ」とずっと考えていたそうだ。
そしてオースティン君が救助要請をしてから、数時間後の午後8時半頃、救助用のヘリコプターが海に漂っていたジョアンさんと、12歳の弟ボー君、8歳の妹グレースちゃんを発見したという。
ジョアンさんらは、Quindalupの町の沖合、14km地点で、約10時間も海を漂流し続け、その後救助された。
母親のジョアンさんは、メディアに対し、子供たち全員を海に置き去りにすることができなかったため、長男を助けに出したとし、次のように語った。
「私がこれまでにしなければならなかった最も難しい決断の1つは、オースティンに『海岸に上がって、助けを呼びなさい。これはすぐに深刻な事態になる可能性がある』と伝えることでした」
救助された時には、3人とも震えており、ボー君は寒さで足の感覚を失っていたという。(了)
出典元:ABC News:13-year-old swims for hours to save family swept out to sea(2/3)


























